今回は太閤・豊臣秀吉が生まれた場所に鎮座している、名古屋の豊国神社(とよくにじんじゃ)です
この豊臣秀吉の出生地に、秀吉を祀る豊国神社の創建が決まったのは明治時代の1883年、愛知県の県令(今の県知事)国貞廉平が提唱し、豊臣秀吉を崇敬する地元有志とこの運動を起こして1885年に創建されました
現在は中村公園内に鎮座しているような形になっていますが、正確には境内と公園は別の敷地となっています
ちなみに中村公園が開園したのは明治34年の1901年で、神社と公園の敷地がきちんと分かれたのは都市公園となった1956年となります
こちらの神社は中村公園駅が近いですが、ここには豊国神社の大鳥居があり、京都・平安神宮の大鳥居と同じ高さの鳥居で“中村の大鳥居”と呼ばれています
そしてこの鳥居から神社への参道には9が付く日に“豊国参道九の市”という朝市が行われており、現在60年続いているそうです
また、他にも5月に行われる“太閤まつり”も太閤にちなんで子どもの出世や還暦を祝う盛大なお祭りとなっています
ちなみに神社の隣にある妙行寺は、秀吉の血縁であり、猛将で築城の名手として知られる加藤清正が生まれた場所で、こちらでも摂社で加藤清正を祀っています
天下人・豊臣秀吉を祀る豊国神社は他にもありますが、やはり生誕地となると感じるものがまた違いますね
もっと落ち着いたらまた伺いたいです
⚫︎大鳥居
それでは御朱印です
⚫︎御朱印帳の表紙裏
御朱印帳です
⚫︎表紙
◆豊国神社ホームページ◆