今回は異国情緒がありますが、新田義貞公に縁があるなど歴史的にも重要な場所である金乗院(こんじょういん)です
山号は吾庵山で宗派は真言宗豊山派、開基は行基で御本尊は千手観音です
山口観音として知られるこの金乗院の創建は、寺伝によれば西暦820年前後に行基によって開かれた観音堂が起源とされています
古くから観音信仰の霊場として知られたお寺であったそうです
鎌倉末期から南北朝時代の成り立ちが書かれた太平記に名がある新田義貞は鎌倉攻めの前にこちらに訪れて戦勝祈願をしたそうです
その縁として本堂前の誓の櫻や、霊馬堂には新田義貞が鎌倉攻めを行った際に乗っていた馬がこちらで余生を過ごしたとしてこの場所に祀られています
こちらの釈迦堂などはミャンマーのお釈迦様を安置していたり、中華風の開山堂などかなり異国感が漂うスポットも多いのが特徴です
近くの狭山不動寺に近いものがありますね
こちらは武蔵野三十三観音霊場の第13番札所であり、狭山三十三観音霊場の第1番札所、武蔵野七福神の布袋尊でもあります
かなり広い境内と、狭山湖がすぐ近くという事で、ちょっとしたハイキングやサイクリングなどと一緒に訪れてみるのもいいかもしれませんね
メットライフドームの近くなのでイベントの際にもいかがでしょうか
⚫︎仁王門