犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
令和2年9月21日(月)に、奈良県桜井市から天理市までの山の辺の道(南コース)約12kmを愛犬キャンディとウォーキングしたのを数回に分けて紹介します。
山の辺の道は、7世紀に、奈良県北西部の奈良市から橿原市、桜井市までの大和盆地(東西に約15キロメートル、南北に約30キロメートル)を南北に作られた道です。
この道は、三輪山、巻向山、龍王山などの麓を歩く道で、高低差の少ない事から、小型犬と一緒のウォーキングに適しています。また、山の辺の道の途中には、神社、古墳、愛犬と休憩する場所などが多数あります。是非、愛犬と一緒に秋が深まる古都奈良へ観光に来てください。
なお、折りたたみキャリーバッグを持っていきましたので、スタート地点の三輪からゴール地点の近鉄天理駅へ到着後、奈良交通バスに乗ってスタート地点の三輪へ戻り、三輪の駐車場から帰宅しました。(山の辺の道と平行して国道169号が走っていますので、疲れた場合は、国道に出てバス停からスタート地点に戻ったり、国道169号を自家用車で走り、スポット的に、神社や茶店を巡る事も可能です。)
1回目は、桜井市大神神社付近駐車場に駐車後、大神神社前から桧原神社までの山の辺の道を紹介します。
1 おすすめ
(1)7世紀に作れた道を愛犬と散歩。遊歩道や農道の為、安心して散歩ができます。愛犬と石畳の道を進みます。
(2)山の辺の道の歩いて行く途中に、大和盆地の風景を堪能できる場所が多数あります。
久延彦神社境内から、大阪府と奈良県の県境にある二上山や葛城山を望める展望が凄く良い場所です。
(3)山の辺の道の途中には、由来のある神社が多数あります。
三輪山中の磐座を神体とする桧原神社。静寂に包まれた中、清々しい空気が流れ、心が落ち着く神秘的な場所です。
愛犬が休憩する場合にひくシートです。ウォーキング、ピクニック時、ドッグカフェ内のイスの上など一つあれば、愛犬の体のよごれ防止など清潔を保ちます。
2 一行 犬(キャンディ)とお供2名
3 乗り物 自動車1台
4 旅程(車行程)
奈良県橿原市内大和八木駅前広場スタート9時00分→国道24号→十市橋北詰交差点右折→県道152号→三輪交差点左折→国道169号→周辺駐車場→徒歩→大神神社前→山の辺の道へ
5旅程(徒歩ルート)
大神神社前→森栄進堂→馬場木村のお地蔵さん→大田田根子神社→久延彦神社→山辺の道 はな森→玄賓庵→桧原神社
桜井市三輪付近
①大神神社前(スタート)
②桧原神社(今回のゴール)
①から②の距離1.5km 愛犬と一緒にウォーキングした場合約1時間
6内容
(1)大神神社前
天気は晴天ですが、大神神社前から桧原神社間は、木立が立ち並んているので、日陰も多くあります。
大神神社前スタートです。(大神神社内は、犬の散歩は禁止されています。🈲)大神神社境内を回り道で進む事になります。
(2)森栄進堂
大神神社前を左折したら直ぐにある土産物屋さん。私の記憶では、40年以上前からある店で三輪そうめんや草餅などを販売
(3)馬場木村のお地蔵さん
森栄進堂から20m程度にあります。普通のアスファルトの道です。
・子安地蔵尊
・ほけ封じ地蔵尊
・脳天地蔵尊
に御利益のある地蔵尊。正面に子安地蔵尊、右側脇壇に十一面観世音菩薩、左側脇壇に大日大聖不動明王があります。愛犬と共にお参りして、健康祈願!
馬場木村のお地蔵さんから10m程度の突き当りにあります。
大田田根子は、大神神社の初代の神主。神社の鳥居右側には、古事記の伝説に由来する「おだまき杉」の古株が残っており、大田田根子命(おおたたねこのみこと)の御誕生を物語る杉であります。また、この古事記の伝説で、この地を美和(三輪)と名付けたということです。
神社正面。鳥居の横がおだまき杉 安産祈願の場所。
(5)久延彦神社(くえびこじんじゃ)
大田田根子神社正面を右折し、10m程度歩くと左側に参道が見えてきます。
参道入口参道を進むと丘の上の神社に行くための石段が続きます。
本殿。別名を案山子の神社で、案山子は動けなくても、世の中の全てのことを知り尽くしている神様として「智慧の神」と言われています。ここは、受験生の聖地、知恵と学業の隠れたパワースポットです。愛犬と一緒に頭が良くなることを願ってます。
大学合格、学業成就など願掛け絵馬が数多くあります。
境内から大和盆地、大阪府と奈良県の県境の山などを望めます。
本殿の脇道を下りて行きます。途中、狭井神社へ行く道や大美和の社展望台がありますが、今回は、山の辺の道を進みました。
※狭井神社は、神の山の三輪山の登り口と狭井神社拝殿脇に万病に効くという薬水が湧き出る井戸があります。
※大美和の社展望台は、大和三山や大神神社の大鳥居を見下ろす高台で恋人の聖地とも言われています。
久延彦神社から山の辺の道を進むと、車が走らない安全な道を愛犬とウォーキングして行きます。
(6)山辺の道 はな森
山の辺の道を進むと、愛犬と一緒に中庭で食べられる店、山辺の道はな森があります。
三輪そうめん、天ぷら御膳、わらび餅、野菜カレーなどが食べられます。特に、大神神社にお供えしている三輪そうめんと同じそうめんが食べられます。
塀の向こうがオープンテラスになっています。
(7)玄賓庵(げんぴあん)
山辺の道はな森から、山の辺の道を500m程度歩くと玄賓庵に着きます。
玄賓庵の白壁平安時代の高僧・玄賓僧都(げんぴんそうず)が修業した場所。世阿弥の作と伝える謡曲「三輪」の舞台としても知られています。
境内は、季節を通して色んな花が咲いていました。
芙蓉の花🌷が咲いていました。愛犬と記念撮影をしている人もいました。撮影スポットです。
玄賓庵を出ると古道が続きます。
(8)桧原神社(ひばらじんじゃ)
玄賓庵から200m程度歩くと桧原神社に着きます。愛犬とのウォーキングに適した高低差の少ない道が続きます。
右上から神社の境内に入れます。境内は、綺麗に砂紋が描かれています。
天照大神若御魂神を祀っています。かなりのパワースポットとの事です。境内には、いくつか休憩用のベンチがあり、愛犬と静かな時を過ごす事ができます。
国道から入って来た場合の参道にある2本の柱にしめ縄を渡す鳥居。秋分の頃、神社の正面に見える二上山に夕日が沈む様子は、幻想的であると言われています。
是非、愛犬と旅行を計画してください。犬も自粛疲れを解消しよう。
以上で「犬と一緒に行く奈良県桜井山の辺の道南コースウォーキング①」を終わります。