車 きず

車に付いたキズ修理バンパー編

 

 

車につくキズで最も多い場所がバンパーです。

 

 

本来バンパーの目的は、衝突時の衝撃を緩和する目的だったので金属製の棒状のバンパーが主流でした。

 

 

しかし昨今ではバンパーは樹脂製となりボディ同色でライトが埋め込まれるなど、デザイン重視で本来の目的とかけ離れた形状が一般的です。

 

 

このように、バンパーもデザインの一部となった現在の車では、チョットしたキズでも気になる方が多いでしょう。

 

 

そこでバンパーのキズの修理方法をご紹介します。

 

 

バンパーは、樹脂でできているので、紙やすりを使ってもバンパーの素材を削りすぎてしまうことがありますから、樹脂まで削れたバンパーのキズはかなり難易度が高くなります。

 

 

そこで、一般の人でも頑張れば修理できるすり傷は、塗装面だけで止まっているすり傷となるでしょう。

 

 

バンパーの素材の黒い色が出ている場合は、かなり難しいのでプロに任せたほうが無難です。

 

 

このほか、凹んでしまったバンパー修理は、意外な方法で元に戻すことが可能です。

 

 

大きく凹んでしまったバンパーでも塗装がはがれていないと何とかしたいと思う人も多いでしょう。

 

 

その場合、バンパーを車両から取り外し、凹んだ周りの部品も取り外します。

 

 

そして裏側から凹みを押し戻しますが、この時に凹みの中で一番力が加わったと思われるヒットポイントに熱湯をかけて押し戻します。

 

 

すると意外に簡単に凹みはほとんど元の形まで回復しているはずです。

 

 

凹みは小さなものより大きな凹みのほうが戻りが良いことが多いです。

 

 

そしてすり傷の修理ですが、塗装面だけの浅い小さなキズであれば、2,000番の水研ぎペーパーでキズが消えるか試してみましょう。

 

 

もしこれで消えなければ1,500番で行います。

 

 

あまり深追いすると下地が出てしまうので注して行います。

 

 

きずが消えたらコンパウンドでペーパー目を消していきます。

 

 

コンパウンドは粗目、中目、細目、極細目の順で使用していくことで艶が戻りキズがあったことがわからなくなります。

 

 

クリア塗装してあるメタリックやパールの場合で、クリアが水研ぎで削れてしまったら、塗装を行う必要があります。

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