大手ラジコン機器メーカーであるG-FORCEに本気で落胆した話
G-FORCEのラジコンカー専用アンプ(ESC)の防塵性能が低すぎる件について熱く語ります。
これまでにも何度かG-FORCEのESCについては記事にしてきて、壊れたもしくは調子が悪いと思う度に、安物だから仕方がないと自分に言い聞かせてきました。
そうはいっても何らかの欠陥があるからすぐに壊れてしまうわけですから、この記事ではなぜ壊れてしまうのかを検証し、壊れてしまわないよう対策を講じることで、いち消費者として大企業に対し声を上げたいと思います。
ラジコン機器メーカG-FORCEになぜここまで感情的になっているのかを最初にお話しておきます。
YZ-2 DTM3制作記事ばかり書いてきて少し疲れたので、今回は息抜きに別件を文章に起こしました。
G-FORCEといえば廉価な商品を扱っているので、たなかにピッタリの商品がラインナップされています。
他メーカーと比べてコスパの面で優秀だったので、それほど悩まずにモーターとESCを選ぶことができました。
そのESCがG-FORCE TS90A PLUS BRUSHLESS ESCです。
廉価とはいっても8,000円程度はしますので、たなかにとって決して安いと言える金額ではありません。
2ヶ月で壊れてしまった時は頭にもきましたが、初期不良と呼ぶには時間が経ちすぎているので諦めるしかありませんでした。
次に購入したG-FORCE TS120A R2 BRUSHLESS ESCもすぐにスイッチの調子が悪くなってしまい、事ここに至って二度とG-FORCEのESCは買わないと心に誓って、いつ壊れるかもしれないESCにビクビクしながらラジコンバギーを走らせていました。
そんなある日たなかに奇跡が起こりました。
それこそG-FORCEフェニックスだったのです。
たなかの溜飲もこれで下がったと思ったのですが、先日突然TS120Aのスイッチが入らなくなりました...
ラジコンバギーは外で走らせてなんぼなのに防塵対策がなされていないESCってなんなのでしょう。
ESCの使用用途を明記してください。
埃に弱いのならば製品の説明書にこの製品は防塵対策がされていないので屋外での使用は不可と、しっかりわかりやすく明記されていなければなりません。
しかし説明書にはそんな文言はどこにもなく、驚くことラジコンバギーでも使用できると受け取れる内容が記載されているのです。呆れ果てます。
ESCが壊れた原因は何でしょう?
前述の通り埃が内部に入ってしまったことが原因による接触不良だと考えられます。
パッと見た感じだと埃が入りそうな箇所は、手前のクーリングファンのケーブルを挿す場所ですが、通常はケーブルが蓋になっているので埃が侵入するとは考えにくいです。
ではどこから侵入しているのかと言うと、写真の緑に点灯しているスイッチボタンの周りから内部に埃が侵入しているのではないかと考えています。
プログラムカード接続部(+-S)も怪しいですが、ここも蓋がしてあるので侵入口とは考えづらいですね。
そういうわけなので侵入口はスイッチ周りという推論を元に対策を講じます。
防塵対策を講じG-FORCEのESCをラジコンバギーで使えるようにする。
マスキングテープでは防塵の意味がありませんでした。
以前たなかはスイッチ部にマスキングテープを貼ってホコリの侵入を減らせないかと試したことがありますが、全然効果がなかったようです。
写真を撮り忘れたのが残念ですが、内部には大量の砂埃が入り込んでいました。
マスキングテープで塞いでも隙間ができていたので、たなかも正直意味があるとは思えませんでした。
そして今回TS120Aが壊れてしまったのを機に新たな対策を考えました。
まずはESCが壊れていては話にならないので、TS90Aと同じ方法でG-FORCEフェニックスを発動させました。
本当に復活するとは思いませんでしたが、嬉しい誤算でこれで新しい対策を試すことが出来ます。
苦肉の策
まず言っておきたいことは、良い子のみんなは真似しないでください。
ここまで書いて気付いたのですが、素でこの記事を書いているので全く笑いどころがありませんね。たまにはこういうのもいいでしょう。
わかりにくいですが、スイッチの周りにシューグーを塗りつけました。
これはTS90Aですが、TS120Aにも同じ処置を行っています。
たなかの想像ではシューグーは固まってもゴムみたいになっているので、スイッチに塗ってもカバーみたいになると思っていたのですが違っていました。
思ったよりも固まってスイッチを押しても「カチッ」という音が聞こえなくなり、かなり強く押すとなんとかスイッチのオン・オフはできるのですが、正直失敗したと思いました。
しかし考えてみると強く押せばいいだけの話なので、六角レンチで押してみると普通に入りました。
これでいいかなと思いましたが、いちいち六角レンチを出すのが面倒です。
たなかは熟考の末素晴らしい方法を思いつきました。
硬めのスポンジでミルフィーユを作りました。
これで六角レンチを使わずにスイッチのオン・オフができるようになります。
この最終形態はスポンジ4段で形成されているのですが、4段だと見た目がアレだと思い最初は2段からスタートしました。
2段だとなにもないよりかはマシというレベルだったので、4段に変更してみると程々の力加減でスイッチを押せるようになり、たなか的には成功したと言えます。
これでも全く問題はないのですが、スポンジではなくプラスチック製の物を接着するとなお良いのかもしれませんね。
まとめ~G-FORCEのESCはカsである~
屋外でラジコンバギーを走らせている方には、防塵の観点からG-FORCE製ESCはおすすめできません。
ただし性能は低くなりますがTS50Aならば電源スイッチが独立しているので、たなかの考えでは本体内部に砂埃が入る可能性は低いのではないかと思います。
再度申し上げますが、たなかの防塵対策は真似しないでください。(ダチョウデハアリマセンヨ)
LIPOバッテリー1号 充電19回
LIPOバッテリー2号 充電18回
ラジコン支出
- 1月 2,539円
- 2月 51,509円
- 3月 2,312円
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