YZ-2 DTM3を作ってみたらムズかったので記事にしてみる⑨
悩ましいメカ類の配置と、稚拙なハンダ技術で悪戦苦闘した有様を記事にしました。
メカを乗せる際にはしっかりと完成形のイメージを描いて取り組まないと、非常に残念な仕上がりになってしまうので注意しなければなりません。
先のことを考えない漢たなかも当然のように見立てが甘く、コードの長さを間違えてしまいました。
さらにコードが短くなってしまったために、メカ類の配置もおかしくなってしまい、やり直そうかとも思いましたが、めんどくさいのでやめておきました。
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YZ-2 DTM3制作シリーズ初回記事
YZ-2 DTM3制作手順20.受信機、スピードコントローラーの取り付け
ラジコンバギーのはんだ作業は完成イメージが出来ていないと失敗します
たなかのはんだ付けのやり方ですが、ざっくりESCの位置を決めてから、ざっくりコードの長さを決めて、受信機を余った場所に置くスタイルです。
はい、ざっくりはいけません。
ここで明確なイメージをもって作業に取り掛からなければ、あとあと頭を悩ますことになり作業時間が余計にかかってしまいます。
たなか式失敗しないラジコンバギーのはんだ付けの下準備
そうならないためには、一番最初にESCを最適な場所に設置しなければなりません。
たなかの場合のESCの最適な場所は、スイッチを押しやすく受信機をおけるスペースが有ることを念頭に決める必要がありました。
コードの長さについては1つだけアドバイスがあります。
ESCの最適な場所を決めてからコードを適当な長さに切りますが、自分で完璧な長さだと思っていても短く切ってしまうことが多いと思いますので、想定した長さよりも1cm長くするとちょうどよい長さになると思いますよ。
コードが長ければ切ればいいだけなので余裕を持った長さにしましょう。
動画だとESCの横に受信機を設置していますが、受信機はサーボの上に設置して走らせても問題ないようです。たなかは実際走らせています。
完成してから後悔しないように、最初に完成予想図を作っておくと間違いないでしょう。
たなかのラジコンはんだ付け失敗例
コードの長さを失敗するとこのようになるのでご注意ください。
奥の一本はちょうどよい長さなのですが、はんだ付けされていても手前2本は明らかに短いので、非常に残念な見た目なので気に入りません。
下は理想の搭載図です。
ESCを右いっぱいに設置し、ESCのスイッチが押しやすいスペースを確保しています。
バッテリーコードの長さも逆接を防止するため、バッテリーを逆に設置した場合でも奥側のコードが穴に届かないように工夫しているので安心です。
ハンダ作業でたなかがわちゃわちゃしている風景です。
まず言えることはハンダ作業に老眼は大敵です。
たなかはもともと近眼でメガネを掛けた状態だと近い距離のものが見づらいので、メガネを頭の上に乗せることが多く、ラジコンをいじる際にもよくメガネを乗せています。
今回のハンダ作業時もメガネを乗せていたのですが、ちょっと頭を動かした際にメガネが転落してメガネのツルが溶けてしまいました。
中年の方でたなかのように頭に乗せて作業している方はお気をつけください。
できれば精密機械を修理する際に使うような拡大鏡があるとよいのかもしれませんね。
ESC側の土台?が溶けてしまい脱落してしまうというトラブルにも見舞われかなり焦りました。
たなか的には普通に取り付けているつもりだったのですが、いきなり土台が斜めになってしまったので、なんとか元に戻そうとするとポロッと取れてしまったのです。
パニクりましたが動じない漢たなかは冷静に対処し事なきを得ました。
たぶんですが原因ははんだごてで熱する場所が悪かった事と、熱する時間が長すぎたことではないかと思います。
はんだ付けをしたあとは接続部位を収縮チューブで保護しますが、収縮チューブはかなりの温度でなければ縮まらないようで、はんだごての放射熱では全く縮む気配がありませんでした。チャッカマンやライターを使うことをおすすめします。
チャッカマンでもかなりの時間火を当てていないと縮まないので不良品ではないかと思ってしまいました。
以前使った収縮チューブはわりとすぐに縮んだような気がするのですが。
これまでは手作りのコテ台を使っていたのですが、ひとつ思ったことがあります。
使いづらい。
土台が軽すぎてはんだごての重さを支えきれずよく倒れていたのに、時にははんだごてをコンセントに繋いだまま席を外したりしていたのですから、今思い返せばけっこう危険だったと思います。
モーター側へコードをはんだ付けする際に収縮チューブをはめたのですが、コードが露出している部分がほとんどなかったので意味がありませんでした。
たなかは無駄が嫌いでコードの被膜をギリギリしか剥がさないことが裏目に出てしまいました。
被膜を長めに剥ぐのならば収縮チューブは必要ですが、今回のような場合は不要ですね。
ラジコンバギーに載せるメカ類をはんだ付けしたまとめ
最初にイメージがしっかり出来ていなければ、あとになって修正することは困難になりやり直したほうが早い場合もあることでしょう。
イメージを図におこしてはんだ作業に取り組むと間違いが起こりにくいと思います。
老眼がかなり進んでいるのならば拡大鏡の購入を考えてもいいかもしれませんね。たなかはまだ大丈夫な気がするのでもうしばらく我慢してみます。
最後に言っておきたいことはやけどに注意するのは当然ですが、ハンダ作業中に席を外す際には必ずコンセントを抜いて、近くに燃えやすいものを置かないようにしましょう。
LIPOバッテリー1号 充電23回
LIPOバッテリー2号 充電22回
ラジコン支出
- 1月 2,539円
- 2月 51,509円
- 3月 2,312円+110円=2,422円
ダイソーで風船を購入
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