少し遅れてUPしています。


母の入院している病院にしのぶさんがお見舞いに来てくれました。

母は「まだ結婚したわけでもないし、パジャマ姿を見られたくもないから来なくていい。」と言ってきました。
それを彼に伝えたら、
「わかりましたって行かないわけにはいかないでしょ。」と言うのです。

「お母さんの言うことを鵜呑みにして行かなかったとしたら、それはそれで「お見舞いにもこないで薄情な人」とずっと思われる。」と言うのです。

言われて、確かにそうだな。と思いました。
私のズレているところは、そういうところなのです。


母もなんだったらかなりズレています。
時々大きなズレを言い出すので言い合いになることもあるのですが、母も年を取って丸くなってきたので随分私の話を聞いてくれるようになりました。
母も言われて自分が普通じゃないことをわかってきて、長くいろいろ仕事をしてきたのに友達ができないことや親しい人ができても長く続かないことが自分のズレているせいだったのだと気付いてきたようです。

ズレている親に育てられると子供もズレるのですね。
それでも私は周りの目が気になるし自分の発言も気にしているので、母のように孤立することはありませんでした。
友達や職場の人に好かれようと場を盛り上げたり、気を遣うこともできます。

もっと早く母にズレていることを教えてあげて一緒に直していれば、老後の今頃、友達と楽しく旅行に行ったりできてたのかもしれません。

しのぶさんが、「時々旅行に連れて行ってあげようよ。」と言ってくれるので嬉しいです。


そして母のお見舞いはわずか30分でしたが、母も来なくていいと言っていたわりに楽しそうでした。
暇をしていたので、おしゃべりできてよかったのでしょう。

飽きないように漫画本も持っていきました。
彼が渡した漫画本を食べ物と思ったらしく喜んだ母はがっかりしていましたが、内臓の病気で食事制限があるのに食べ物はあげないですよね。

母に家事を全部お願いして彼の家に行っていたので今は2軒分の家事をして大変ですが、母のありがたみを本当にわかったのでこれからは素直に感謝の言葉を言えるといいなと思います。


何事も前向きに捉えて、全てのことが自分の幸せになるための試練だと思ってがんばろうと思います。
私ががんばるほど彼は無理しているって思うでしょうが、がんばれる時にがんばらないと何もがんばらなくなってしまうと思うので、無理だと思うまでがんばろうと思います。

今のところ無理と感じたことは一度もないし、むしろいろいろ動いているのが楽しいのでもう少しがんばります。

仕事が忙しくなったら残業しないといけないし、その時は車で50分の彼の家ではなく20分の実家に帰るかもしれない。
その時の状況でできる範囲のがんばりでいこうと思います。

今日は久しぶりに彼の家で一緒に夕ご飯です。
何を作ろうかな。寒いから鍋もいいな。



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