グータンヌーボ2を観て打ちのめされる
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
先週Amazonプライムでグータンヌーボ2を観た。
MC4人のウチの誰かがゲスト2人でバーやカフェでフリートークする番組。
数年前に地上波で放送されており、昨年から関テレで復活した。
僕は関西住まいではないので僅かに遅れてAmazonプライムで観賞する。
その数年前のグータンヌーボ、昨年までのグータンヌーボ2は女性MCのみ、ゲストも女性でトークする番組だった。
それが今年に入って滝沢カレンが卒業し、満島真之介が加わった。
満島真之介のがゲストを迎える会は男のみのフリートークとなる。
初回の又吉(ピース)と古市(社会学者)の時は僕のなかなか好きな回だった。
2人のイイ感じに暗い雰囲気を、満島真之介が中和するといった雰囲気だった。
古市のズバズバ言う感じは見ていて気分がいいし、共感できる部分も多いというのもあるが。
数回前の男グータンは兼近(EXIT)の赤裸々に語る部分、これも理解できる部分が多々あり、個人的には好きな回だった。
ちなみにEXITのわかりやすい芸風は僕の好みでもある。
そんな男グータン、先週の顔ぶれはイケすぎていた。
このメンツ。
ご覧の通り朝倉海(格闘家)と数原龍友( GEBERATIONS)。
オイオイ。
満島を含めて僕より年も下なのにイケすぎているじゃないか。
イケているのはビジュアル、知名度、お金だけではなかった。
女性関係の話や各々の仕事の話されると浮き彫りになっていく。
カッコつけて「浮き彫りになっていく」とか言ってみたが、正直ほぼ全部だった。
そんな数あるシーンから特に打ちのめされたシーンをご紹介させていただく。
まずはココ。
僕の心が打ち砕かれた。
彼のコメントは今の僕と真逆の事を言っているではないか。
しかもこれから忙しくする気なんて1ミリもない。
むしろどれだけ忙しくしないかしか、どれだけ楽するかしか考えていない。
て事は。
メチャクチャカッコ悪い。
それでも。
全然カッコ良くないが、そのカッコ悪いより楽したいの方が圧倒的に勝る。
楽は正義だ。
そんな事さえ思ってしまう。
クズだと言われようがゴミ扱いされようが知ったこっちゃない。
自分のゴミクズ感が露呈された瞬間だった。
それからトークは続き、追い討ちをかけられる。
言われてみると僕も28歳の頃、割とがむしゃらに頑張っていたかもしれない。
もしかしたら僅か、ほんの僅かだが、彼の言っているように芽が生えていたのかもしれない。
しかしそんな僅かに僅かに生えた芽はもはや見えない。
今現在、人生ほとんどドロップアウトした僕にとっては痛い言葉だった。
やはり多くの人は30歳前後でターニングポイントがくるのだろうか。
その芽を育てられるか枯らすかはその人次第なのだろう。
まあとは言え僕の芽なんてあってないものだったから、彼らが話している芽とは比較にはならないが・・・。
それから最後にKOの一発を食らう事になる。
KO!
もうリングには立っていられなかった。
よく書かせていただくクダリだが、冒頭にも書いた通り僕はもう34歳。
あと少しで35歳になる。
違うステージ?
そんなものあるわけない。
ずっと同じマリオの最初のステージ、クリボーを踏む事の繰り返しだ。
いや、待てよ。
むしろ上に貼った画像のようにクリボーを踏む事からも逃げているかもしれない。
ベタなコメントそしてしまうオッさんになってしまったが、まだ若い子達は未来がある。
軌道修正できるうちに好きな事に没頭していただきたい。
これがなあ。
何かを成し遂げた人間が言えばもっと効力があるのになあとつくづく思う。
そして、たまにはこのような真っ当な発言を耳にし、自分のクズさ加減を認識する事も大切だと思った。
否定されるのもマイナスばかりではないはず。