もし今、悲観的になってしまっている人がいたら、その考えは、もしかしたら真実ではないのかもしれないということ。
一度立ち止まり、冷静になって考えてみてほしい。誰かに胸の内を話してみてほしい。
今回は、料理ではなく、今、このご時世だから書かなければならない…
そんな思いでこの記事を書きました。
なぜかというと、コロナ流行の中で世の中の多くの人達が、自分自身を客観的に見つめることが出来にくくなっていると感じたからなんです。
話はちょっと前にさかのぼり、今年の7月、夏の暑い日のことです。
息子のどっ君が、悲しそうな顔で学校から帰ってきました。
どっ子「どうしたの?何かあった?」
どっ君「うん…何かあった訳じゃないんだ けど…」
沈黙の時間が流れ、ゆっくりとどっ君は話し始めました。
「最近ね、学校から帰った後、遊びに誘われないんだよね…。前だったら、誘われてたんだけど…」
コロナ流行による休校が終わり、登校できるようになってから約1ヶ月。
コロナが流行る前は、よく遊びに誘われていたのに、自粛ムードに突入してからは誰からも誘われない。
7月の段階では、感染者も減ってきていたし、どっ子が住んでいる町にはでていませんでした。
なので、こちらから誘ってもいいかなと思い提案してみました。そしたら…
どっ君「自分から誘うの怖い。ぼく、嫌われたのかもしれない。断られたら怖いの」
学校でもうまくやっているみたいだし、第三者のどっ子から見れば、誘われなくなった原因は明らかに「コロナ流行のせい」なんです。
しかし、当の本人は、そのことを客観的に考えることが出来ない…。
自分が嫌われたのではないか…という、悪い妄想にかられているんです。
これって、小学生のどっ君だけの話ではなく、今この時代に生きている私達みんなに、もしかしたらあてはまるのではないか…。
芸能人の自殺問題など、さまざまなニュースを見てて、そう思ってしまいました。
日が射している昼間はふつうに過ごせても、眠れぬ夜は、色々悪い方に考えてしまいがちです。
悲観的なことを考えてしまうのは、夜の方が多い。
コロナ流行下、今まさに世の中は「夜」なのでしょう。いつ明けるかわからない「夜」。
不安の中ではさらに不安を呼び、事実ではないこと、起こってもいないことを妄想してしまいます。
そんな思いになってしまった時に、ちょっと立ち止まり、誰でもいいので、胸の内を話してみてほしいのです。
第三者の人の考えを聞くことにより、自分の考えが偏っていると気づくかもしれません。
もしかしたら、別の視点が見つかるかもしれない。
どっ君とどっ子はたくさんお話しました。
そのことにより、彼は自分が悪い方へ考えてしまっていたことに気づき、その後、自分からお友達を遊びに誘えるようになり、またお友達と楽しく遊べる日々が戻ってきました。
せっかく、遊べるようになったのに…💦
コロナ第3波到来です😭😭😭
しかもこれから冬を迎えます。世の中には明るい兆しがありません。
だからこそ…皆さんには、すべてのことをひとりで抱え込まないでほしいのです。
暗いご時世だけど、心まで真っ暗にならないでほしい。
そんな思いから、この記事を書きました。
次回からは、また料理書きますね~☺️
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