今回は、支援の内容からちょっと外れます。
 
主人と私の話です。
 
 
息子の再登校日。
主人はいつも通りに出勤しました。
 
息子の登校時間より早く家を出たので、無事に登校できたことは、メールで伝えました。
 
「登校できて一安心だね。先生たちの手厚いフォローがありがたいね」
という返信があり、
私も、主人が喜んでくれたことを嬉しく思いました。
 
 
主人はいつも帰宅が遅くて、この日も、11時を過ぎても帰ってきませんでした。
 
朝の息子の様子を直接伝えられるといいな。
登校できたことを一緒に喜びたいな。
 
そう思っていたのですが、
私はその日とても疲れていましたし、
翌日も、朝早くから訪問カウンセラーの先生方が来てくださるということもあり、
先に休むことにしました。
 
 
そこに主人から、 30分後くらいに帰宅するとの連絡がありました。
会社の人たちとお酒を飲んでいたようです。
 
あと少しで着くなら、起きて待ってようかな!
 
 
ようやく帰ってきた主人は・・・
部屋に入ってくるなり、その日、会社であった出来事を一気に話し始めました。
まだ、バッグも置いていないというのに。
 
・・・ひたすら続く、マシンガントーク。
 
 
実は、主人は、私に仕事の話をするのが日課となっているのです。
 
息子の就寝後に、30分~1時間ほど。
ほぼ毎晩です。
 
前向きに理想を語る姿を見ていると、
「あー、やっぱり主人はすごいな!」
と改めて尊敬したり、憧れの気持ちが湧いてきたりします。
 
でも、実際にはそういう話を聞く機会はあまりなく、
どうしても愚痴が多くなります・・・。
話すことで、ストレス発散ですね。
 
 
何でもない、平和な日常であれば、私もいくらでも話を聞けます。
 
でも、今日は・・・。
息子がどう頑張って登校したか、伝えたくて待っていたのに。
登校できた喜びを共有したいと思っていたのに。
仕事の愚痴の方が、大切なのかな。
(全部、心の中の声です)
 
なんとも言えない思いが、ごちゃまぜになって、
涙があふれてきてしまいました。
 
 
主人は、気まずそうに
「・・・今日は、学校に行けて良かったね」と。
 
私は、うん、と頷くのが精一杯で、
「今日は疲れたから、もう寝るね。おやすみなさい」
と言って、息子のいる寝室に駆け込みました。
 
 
何をやってるんだろう、私・・・。
気持ちに余裕がなさすぎるのでしょうね。
 
 
不登校の子どもを持つ親は、孤独です。
仲の良いママ友であっても、不登校の核心に触れるような話はできない。
自分の両親にも、復学支援のことを完全に理解してもらうのは難しい。
 
支援の先生方の支えはとても大きいです。
でも、やっぱり、主人には私と同じ気持ちでいてほしいと願ってしまう。
 
 
この夜、主人と私の温度差を感じて、ショックだったのです。
 
 
布団の中に入っても、しばらくは悶々としていましたが、
明日もあることだし・・・と気持ちを切り替えて眠りにつきました。
 
 
 
このブログにほとんど出てこない主人を、こんな形で登場させてしまうのはどうかと思ったのですが・・・。
私の中の「息子が学校に向かった日」は、この出来事までなのです。
 
 
************
今は、復学支援を受けている方や支援を卒業された方々と、思う存分、不登校話ができることが、私の支えになっています。
孤独や不安を抱えがちな親にとっては、大切な時間です。
 
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こうして交流できることにも、感謝しています。

 

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