今日は修了式でした。
 
昨夜、一緒にいた友達に、「明日は学校嫌だなー」と言っていた息子ですが、
夜のうちにランドセルの準備を済ませ、今朝はすんなり登校して行きました。
 
ほぼ1ヶ月ぶりでしたが、無事に学校に行くことができ、ホッとしました。
 
持ち帰った「あゆみ」(通知表)を見ると、
3学期の欠席は、「2日」。
1日は胃腸炎の症状でお休みした日。
もう1日は過敏性腸症候群の通院日。
 
3月はコロナで休校でしたが、欠席日数が少ないのは、やはり嬉しいものです。
 
そして、先生からの記述欄には、
「苦手なことにも挑戦して励み、力を付けました」と。
 
息子はこれまで、自分ができそうもないと思い込んでいること、1度失敗したことからは、逃げてしまう傾向があったのですが、
最近は、自分から積極的に取り組むことが多くなったなと感じていたのです。
 
学校でも頑張っていたのですね。
こうして先生からも様子を教えていただくことができて、嬉しく思いました。
 
 
**********
本当に、いろいろなことがあった4年生。
今日で終わりかと思うと、感慨深いものがあります。
 
 
1年前の春休み、
息子の過敏性腸症候群の症状が悪化しました。
4年生になってすぐ、
インフルエンザにかかり、骨折をし、
そして、不登校になりました。
 
息子を何とか動かそうと、
押したり、引いたり、おだてたり、責めたり。
 
毎日、毎日、悩んで、泣いて。
どこに向かっていけば良いのか分からないまま、
何を信じたら良いのか手探りで、
右往左往しては、ただただ心身がすり減る毎日でした。
 
スクールカウンセラーの先生や、心療内科の先生の言うとおり、
息子が自分で動き出すまで待つしかないのかもしれない、
フリースクールに行くのが息子にとって良いことなんだ、
そう自分自身に言い聞かせては、
納得していない自分に気づき、
また立ち止まる。
 
本やブログを読み漁り、参考になりそうなことを試してみても、
何かが違う、何かが足りない、
そんな感覚が拭いきれず。
 
そんなとき、「復学支援」の存在を知りました。
「これだ!」
求めていたものとピタッと当てはまるものに出会えた感覚。
 
エンカレッジの上野先生に出会い、
復学支援を受け始め、
家庭教育を学び、
息子の成長を感じ、
私自身も変わることができました。
 
そして、息子はまた、学校に行けるようになりました。
 
 
支援を受け始めてから10ヶ月。
これまでずっと苦しんできたのは何だったんだろうと思うほど、
たった10ヶ月で、家族の生活は大きく変わりました。
 
息子は、少しずつ少しずつ、 自分で考えて自分の足で歩く力強さを身につけ始めました。
 
私は、自分の中にブレない軸を持つことができました。
そして何より、息子が産まれてから初めて、
「子育てが楽しい!!!」と思えるようになりました。
 
 
息子の復学はとても大きな出来事でしたし、
これからの継続登校ももちろん大切ですが、
これはゴールではありませんでした。
 
最終目標は、息子の自立。
自分の力で生きていけるようにすること。
これからも、息子の自立を育むために、親として学び続けていきたいと思っています。
 
継続登校も、まだまだ山あり谷ありの状態が続くことと思いますが、
先生方に支えていただきながら、1つ1つ乗り越えていきたいと思います。
 
 
不登校への対応には、選びきれないほどの選択肢があります。
子どもの状況や、夫婦の考え方によって、どのような選択をするかは違ってくると思いますが、納得できる選択、腑に落ちる選択をすること。
 
我が家は、エンカレッジの復学支援に出会うことができて本当に良かったと、
4年生最後の日に思ったのでした。

支えてくださっている方々に、今日も感謝の気持ちでいっぱいです。
 

 

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