昨日、学童から帰宅するなり
「お母さん、大変!志村けんが~!」
と叫んでいた息子。
 
学童の先生から訃報を聞き、
自分の知っている人が亡くなったことで、
息子にとって一気に身近な問題となったコロナ。
 
 
昨日は教育委員会からの一斉メールで、
始業式は、予定通り来週行うとの連絡もありました。
 
息子は、
「先生とか友だちから感染したらどうするの? 絶対にコロナにかかりたくない、怖いよー」と。
 
この先どうなるのか、大人にも分からない状況で、
子どもが心配するのも無理はありません。
 
 
息子は元々、 敏感で不安が強いタイプ。
大きな事件・事故のニュースを見ると、動揺したり怖がったり、不安定になることがあります。
 
東日本大震災のときもそうでしたが、
我が家では、コロナ騒動が始まった頃から、ニュースを見すぎないように調整しています。
 
マスク購入のための長蛇の列、
デマによるトイレットペーパーの品切れ、
食料品買い占めなどの映像は、息子の不安を増幅させてしまうからです。
 
 
登校渋りや不登校のお子さんの中には、
息子と同じように、不安が強めの子も多いかもしれません。

 

 
日本赤十字社のホームページに、
「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」
という記事が載っていたので、息子と一緒に見ました。
イラストが可愛いので、読みやすかったようです。

http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200326_006124.html

コロナウイルスには、
「3つの “感染症” 」という顔があるそうです。

①病気そのもの
②不安と恐れ
③嫌悪・偏見・差別

病気が不安を呼び、
不安が差別を生み、
差別がさらなる病気の拡散につながる。
負のスパイラルで “感染症” が広がっていくということです。


②不安と恐れにふりまわされないための方法として書かれていたこと。
「ウイルスに関する情報にさらされるのを制限し、距離を置く時間を作る」
「いつもの生活習慣やペースを保つ」
「今の状況だからこそできることに取り組んでみる」
「安心できる相手とつながる」


息子には、
手洗い、咳エチケット、人混みを避けるのはこれまでどおり、
できるだけ生活リズムを崩さないようにして、
自分が今できることに取り組むようにしよう。
不安な気持ちは、いつでもお父さん、お母さんに話していいんだよ、
ということを伝えました。


親が過剰に不安がっていれば、子どもの不安も高まってしまうと思います。
私自身も、過剰な警戒をせず、
正しい予防の知識や情報を息子に伝えていきたいと思っています。
 

 

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