エロゲはやっぱり中古が一番

源平繚乱絵巻 GIKEI 体験版公開

待ちに待った源平繚乱絵巻 -GIKEI-、いよいよ体験版が公開されました。
発売は来年の3月末らしいですが、どれほど首を長くして待っていたことか。
前作MIZUROから丸三年。次は平安時代だと予告があり、タイトル画像が公開されてからでも既に二年。余りにも時間が経ち過ぎたために最近ではHPはおろかTwitterでさえ見ること忘れていたくらいです。

もちろん体験版、さっそくプレイしましたよ。前3作ほどボリュームタップリというわけではなかったですが、それでも時代劇サウンドノベルとして十分すぎるほど伝わってきました。

エロゲの定番、学園一、二を争う美少女の幼馴染・紫都香と腹違いの妹・楼子が同じクラスで両手に花とうらやまけしからん学園生活を謳歌しているのが主人公の叶納 世志常です。恒例の朝起こしからスタートです。

もともと源氏にゆかりのある神社の子息たちで、仲良し3人組が修学旅行で京都に行くことになります。


ところがその修学旅行先で、妹の楼子が鞍馬寺で謎の失踪?!
楼子の行方を探すために、旅館から抜け出した世志常と紫都香は鞍馬寺へと向かうのですが、願い事をかなえてくれるという金堂の金剛床で二人で願掛けをしたとたんに気を失ってしまいます。
気が付いた二人は、同じ鞍馬寺でしたがおよそ850年も前の平安時代にタイムスリップしていたのです。そこにやってきたのが鬼一法眼、陰陽師でありながら武芸の達人としても知られる若き牛若丸に剣術を教えた鞍馬天狗その人でした。

鬼一によれば、占いで異界からやってくる三人は平家が永遠に栄えるための人柱だというのです。それで先にタイムスリップした楼子は、平 宗盛に囚われてしまいました。但し三人揃わなければ意味をなさないので、一人でいる間は決して殺されることはないとのこと。一刻も早く助け出したいのは山々ですが、今の世は平清盛が治めている時代で多勢に無勢です。救出するためにもまずは手勢が必要です。鬼一法眼が用意してくれた着物に着替えて郎党(家来・仲間)を求めて京中を回ります。



京の五条大橋で出くわした武蔵坊弁慶。
襲い掛かってきた弁慶を世志常は躱します。簡単には刀を奪えないばかりか、世志常は持っていた刀を紫都香に預けてしまったのです。丸腰で立ち向かおうというのですから、さすがに弁慶もカチーン!
いよいよ本気で、殺そうと構えます。


義経記で有名なシーンですが、戦闘シーンのド迫力は桁違い。
今回はこの大きな薙刀の回転がハッキリとわかったり、それをかわす義経の動きがCGで描かれているのですが、前作以上のリアルな動きに思わずアングリ。








この後とんでもないハプニングが起こり、弁慶がとてもしおらしい乙女に早変わりして、逃げ出してしまいます。初め見たときは無印の忠臣蔵46+1にでてきた不破 数右衛門そっくりに思えたんですが、あのふてぶてしい数右衛門がこんな可愛らしい仕草をするはずありませんよね。
紫都香には「なにやってるのよ!仲間にしなければいけないでしょうが!」と怒鳴られて、せっかく史実通りにしたはずなのに、とうなだれる世志常。
でも大丈夫ですよ。その後ちゃんと弁慶は仲間になりますから。ただし隣にいる紫都香に向かってハッキリと義経の奥方は自分だと宣戦布告するオマケつきに、更に紫都香の血圧が上がることになるのですが・・・
どうやら女難の相だけは至る所でありそうです。そりゃそうか、エロゲなんだから。



その後、平家の捜索が一段と厳しくなります。結局、鬼一法眼の勧めで奥州の平泉へと身を隠すことになるのですが、道中では史実を踏まえて近江での元服で初めて源九郎義経と名乗ることになります。もちろん色々な仲間が増えていくのですが出会いがユニークで爆笑することはあっても、苦痛に感じることはありません。唯一あるとすれば、MIBUROのFD(ラブラブ長屋生活)で味をしめたのか、些か多すぎじゃねェって言いたくなるくらいのウンチクくらいなもの。
まあ、せっかく仕入れたネタなんだから使いたくなる気持ちもわからなくはないですが、せめて前三作程度にとどめてもらいたかったですね。今回は体験版でもかなり目立ってましたよ。平安と江戸の対比も面白いんやけど、年寄りや酔っ払いレベルまできたらウザいわ(笑)
その辺りの匙加減、間違わないでほしいなぁ~。
もちろんどうであれ買うことは決まっていますよ。
発売当日に中古を、ね。

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