東京へ...検査通院当日のこと①(片耳日記) | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

本日、半年ぶりに東京の大学病院へ
聴神経腫瘍の術後検査に行ってきました。
緊急事態宣言が出される寸前のこんな時期に...ということで、”自分としても人様に決して推奨できる行動ではない”ことはわかっていましたが...。
通院は”不要不急ではない”必要な行為と自分に言い聞かせて、
細心の注意を払って決行することにしました。
 

受診予約の時期の変更も考えましたが、事態がこんなに急に進むことを予測していなかったので、そんな見込みの甘さもあり、変更のタイミングを失ったということと、受診を延期した場合に直近の予約を取れるという保証もないかもしれないという迷いがありました。

 

と言うのも、MRIの検査をしたのが実質1年前だったので、このタイミングを逃して数か月先になった場合に、その間の状態の変化への不安(つまり、再発とか)があったからです。

 

実は結局のところ、今日の診察で逆に心配事が増えてしまった感じで、行ったのが良かったのか、悪かったのかということについては、次回以降に改めて書こうと思います。

 

さて、本日の行程です。

マスクの装着はもちろん、手袋も用意して臨みます。

まず、最初の関門の新幹線。

新幹線に乗車すると、その車両には自分を含めてわずか3人。

今朝、家を出る前に指定席を予約した時の状態のままだったので、予想通りの展開ですが...。
 

(ガラガラの車内)

 

東海道新幹線の「ひかり」や「のぞみ」では、上りの新横浜から先は朝の通勤時間帯、自由席特急券で指定席の空席に座れます。

なので、いつもはこの時間帯は新横浜から通勤客がどっと乗って来て、あっという間に車両がいっぱいになるのに、今日は乗って来た人はたった1人。それでこの車両、乗客の合計はやっと4人になりました。新幹線はそんな状態です。

 

東京駅に到着しても、朝の9時台というのに新幹線のホームは閑散としていました。八重洲北口の新幹線改札を出て地下鉄丸の内線に乗り換えるため丸の内地下通路へ。工事中で少し狭くなった通路を、皆さん一列になって順序良く、少し距離をとって歩いています。地下通路を歩く人はやっぱり少ない。みんなマスクをしてうつむき加減に歩きます。

 

(東京駅の新幹線ホームもほとんど人はいません)

 

それでも、丸の内中央改札口方面へ曲がり、東京駅名物”ふくらむちゃん柱”の前を通り過ぎた辺りからだんだん人が多くなってきました。

 

(ふくらむちゃん柱側面)

 

新幹線の車中、東京駅と、ここまではなんとか人との接触は少なくてホッとしていましたが、次は、いよいよ、通常ならメチャ込みの時間帯の地下鉄です...。

 

(つづく)