子育て・保育のお悩み解決日記

子育て・保育士のお悩みを現役園長が解決します!

うちの子が寝ない。どうしたらいいの?

こんにちは、現役保育士のかずこよです☆

 

今回は睡眠についての記事になります。

どうしたら子どもは寝るのか、寝るためには何が必要なのか具体的に説明していきますので、睡眠について興味がある方は最後まで読んでみてください

 

 

寝つきのよくない子

夜になりもう寝てほしい・・・

 

しかし、泣いてしまってなかなか寝ない子や遊んでしまって寝ない子などがいると思います。

 

では、なぜ子どもは泣いたり遊んだりしてしまうのか

 

それは疲れていないからです

 

疲れにも体力的な疲れ精神的な疲れがあります

 

体力的な疲れとは、肉体的な疲れなので、活動量が多ければ多いほど疲れも多く寝やすくなります

 

精神的な疲れとは、ストレスや刺激による脳の疲れです

 

この2つの疲れがあるときに人は寝ることができます

 

 

体力的・精神的に疲れさせるには散歩がいい

散歩は歩きながら、様々な刺激を受けることができます

 

車があったり、自然があったり、建物、人と様々な刺激を受けながら体をうごかすことができるため体力的にも精神的にも良い疲れを与えることができます

 

体力が余ってそうだから、家でジャンプさせたり歩かせたりするのもいいかと思いますが、家の中では変化が少なく、脳への刺激が少ないため精神的には良い疲れを与えることができません。

 

また、精神的に疲れさせようと、スマホを渡してしまうことを考えてしまう方もいるかと思いますが、スマホは脳が興奮するだけで、脳を疲れさせるという目的で使用するのはあまり意味がありません。

 

よって総合的に考えると散歩が良い疲れを与えると考えます。

他にもいい方法があると考える方はコメントで教えてください☆

 

寝る前に急に泣き出してしまう子

寝る時間になると急に泣きだすことがあると思います

 

これは、子どもになんで泣いているの?と聞いても答えは返ってきません

 

なぜ急に泣き出すのかというと

体のリズムは寝る時間になっているのに、体力的、精神的に電池が残っているから、泣くことで放電しているからです

 

こうなると、なかなか落ち着かせることができず、困っている方も多いのではないでしょうか

 

また、泣いている子を見てストレスがたまり、「うるさい」と言ってしまっている方がいるのではないでしょうか

 

赤ちゃん、子どもは自分ではわけがわからないで泣いているので、怒らないであげてほしいです

 

こうなってしまったときは潔く散歩に出かけ、電池切れまで持ち込むことをしていけばいいと思います

 

しばらくすると子どもは自分から「もう帰って寝る」と言って、帰ってからもすんなり眠りにつくことができると考えます

 

親として寝る時間に散歩に出かけるのは、寝る時間が遅くなって良くないと考えると思いますが、15分泣かれて、イライラしながら充電が切れるのを待つのと、30分外に出てリラックスしながら散歩するのでは、後者のほうが子育てに向いているのではないかと思います

 

 

寝つきを良くするこつ

寝つきを良くするコツとしては体温と脳のスイッチを睡眠モードに入れることです

 

体温は内側と外側にわかれています

①深部体温(内側)

②皮膚体温(外側)

 

深部体温と皮膚体温の差は最大2℃ほどあります

 

この深部体温ち皮膚体温の差が少なければ少ないほど眠気は強くなります

 

体温のスイッチを入れるには

基本的には皮膚体温のほうが低くなっているので、深部体温を下げ、皮膚温度を上げることで寝やすくなります

 

深部体温を下げるにはどのようにするのかというと、深部体温は上昇した分大きく下がるという性質を利用します。

 

その性質を利用するのに効果的なのは、寝る90分前に入浴をするです。

 

f:id:hoikuQuestion:20200311101000j:plain

40℃のお風呂に15分入ると深部体温は約0.5℃あがります

 

それと同時に皮膚体温もあがります

 

そして深部体温は上がった分だけ大きく下がる性質があるため、入浴後に下がり、皮膚体温との差が少なくなります

 

この入浴が寝つきを良くする1つのコツになります

 

脳のスイッチを切るには

脳のスイッチを切るには、寝る前に脳が興奮しないようにするです

 

脳が興奮すると体温が下がりずらくなり、寝づらくなります

 

f:id:hoikuQuestion:20200311100830j:plain

脳が興奮しないように「モノトラスの法則」を使います

 

人は単調で変化がないと眠くなります

 

例えば高速を運転していると眠くなる、本を読んでいると眠くなるといった感じです

 

この法則を利用して、寝る前には単調なことをして、眠気を引き起こしていきます

 

例えば子どもには子守歌をうたうことをしたり、大人は砂時計を見たり、本を読んだりするなどが考えられます

 

そのため、スマホをいじるなどで脳を興奮させてしまうと余計に眠ることができなくなります

 

体温のスイッチと脳のスイッチを上手に切ることができるとノンレム睡眠にすぐに入ることができ、次の日にすっきりして起きることができます

 

ノンレム睡が起きているときには自律神経の調整を行ったり、脳のコンディションを整えたりします

 

上手に寝付くことができると良いことがあるため、睡眠について考えてみてはいかがでしょうか

 

子育ての中で睡眠についての悩みを持っているかたも多いと思います

 

そんな方に少しでも役立つヒントになってもらえたら嬉しいです

 

最後まで読んでいただきありがとうございます☆

 

今後も子育てのヒントに繋がることを書いていきますので、興味のあるものだけでもいいのえ読んでください

 

みなさんの日々の生活がより良くなりますように・・・

 

過去の記事はこちら

 

www.hoiquestion.com

www.hoiquestion.com

www.hoiquestion.com


子育て情報ランキング