【金子眼鏡の職人シリーズ「泰八郎謹製 Premier Ⅶ」レビュー】光沢がきれいなセルロイドを使ったウェリントン型メガネ

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  • セルロイドを使った眼鏡が欲しい
  • 金子眼鏡が気になる
  • 職人シリーズって何?

プラスチックフレームと一口に行っても実は種類があります。

大きく2つの種類があり…

  • アセテート
  • セルロイド

があります。

一般的に使われているのがアセテート。JINSなどの低価格帯のものは全てアセテートです。もちろん数万円するような眼鏡にもアセテートは使われています。透明感があり、軽くて燃えにく特徴があります。

そして、あまり使われていないのがセルロイドです。

セルロイドは、アセテート以前に主に使われていた素材です。堅牢で艶があるのが特徴です。しかし、170度前後で発火するという燃えやすい素材でもあります。

セルロイドは発火の危険性があることと硬い素材のため加工が難しいため、現在ではほとんど使われていません。一部の高級メガネに使われます。

しかも、海外では発火の恐れからセルロイドの生産すらしてないようで、基本的にセルロイドを使ったメガネというのは日本製になるようです。

そして金子眼鏡では、そのセルロイドを使ったモデルが多数展開されています。

その中でおすすめなのが…

泰八郎謹製です。

金子眼鏡の職人シリーズの一つで、セルロイドフレームを作っています。またノー芯という技術の必要な製法で作られています。

まさに職人技のひかる眼鏡です。

この記事では金子眼鏡の泰八郎謹製PremierⅦを徹底解説していきます。

この記事でわかること

金子眼鏡の職人シリーズ

簡単に金子眼鏡の職人シリーズを紹介します。

金子眼鏡では4人の職人による職人シリーズがあります。

  • 泰八郎謹製
  • 恒眸作
  • 井戸多美男
  • 與市

この中で私が持っているのは恒眸作

恒眸作はサンプラチナとセルロイドと呼ばれる素材を組み合わせた眼鏡です。

レビュー記事もあるのでまだ見てない方はご覧ください。

そして今回新たに購入したのは恒眸作ではなく…

泰八郎謹製です。

泰八郎謹製とは?

泰八郎謹製とは…

山本泰八郎氏によって作製された眼鏡です。

特徴的なのはセルロイドと呼ばれるプラスチック素材を用いていることです。

現在、眼鏡に使われるプラスチック素材はアセテートが主流ですが、泰八郎謹製ではセルロイドを使っています。

セルロイドは硬く艶感があるのが特徴。しかし、硬い故に加工が難しい素材です。また170度程で発火する燃えやす素材であるため、現在はあまり使われていません。

そんなセルロイドを使った泰八郎謹製は、もうひとつ特徴があります。

それが…

ノー芯です。

ノー芯とは何でしょうか?

ノー芯はテンプルに金属芯を使用しない製法です。セルロイドは硬さがある素材であるため、このようなことが可能です。

職人手で作られたこだわりの詰まった眼鏡です。

では、私が購入した眼鏡を見ていきましょう。

泰八郎謹製 Premier Ⅶ

開封の儀

これすごくないですか。

これが泰八郎謹製の眼鏡ケースなんです。すごい重厚感と高級感があります。

では開けてみましょう。

開けると見えるのが今回購入した…

Premier Ⅶというモデル。

では眼鏡ケースから出してみましょう。

眼鏡ケースに入っていたのは眼鏡の他に眼鏡拭きです。

この眼鏡拭きには金子眼鏡とプリントされています。

続いて、眼鏡の詳細を見ていきましょう。

Front

正面から見ると、ウェリントンと呼ばれる台形のようなデザインです。

黒縁のように見えますが、実は下半分はグレーのような半透明の色をしています。

真っ黒ほど重たくも見えず、黒と半透明のいい組み合わせです。この色合いが気に入って購入しました。

さらにモデル名にもあるPremierは泰八郎謹製のPremierシリーズのこと

Premierシリーズには両サイドの上方にシルバーがつけられています。Premierシリーズはそれぞれ番号があり、番号によってシルバーのデザインは異なります。

PremierⅦはこのようなデザインです。

シルバーが付くことで高級感があります。さらに他のブランドとの差別化もできます。

シンプルなデザインの中にいいアクセントとなっていていいですね。

Side

テンプルは黒です。

そしてこのテンプルは「ノー芯」と呼ばれる伝統的な製法で作られています。そのため、金属芯が入っていません。黒ですので本当に入っていないのか確認はできませんが…

ちなみに、PremierⅦは黒以外の色もあり、少し透けて見える色もあります。そちらを見ると金属芯が入っていないことを確認できます。

またテンプルの内側には…

泰八郎謹製とPremierⅦの文字が刻印されています。

泰八郎謹製は銀文字。PremierⅦは金文字で刻印されています。

自信とこだわりを持って作ったからこそ、このように自分の名前を刻印することができるんですね。

職人の魂がこもった眼鏡

そんな気がします。

艶感

セルロイドの特徴といえば、艶感。

これまでの写真を見ても艶感を確認することができると思います。

しかし、写真では完全に艶感を感じることは難しいです。

これは是非とも実物を見てもらいたいです。

使っていくとどうしても艶感は無くなってきます。そんな場合はポリッシングクリームを使うと光沢を取り戻すことができます。詳しくは下記の記事で紹介しています。

泰八郎謹製 Premierシリーズ

泰八郎謹製にはPremierシリーズがありⅠ〜Ⅷまであります。

その中で私のはⅦです。

せっかくですのでⅦ以外のPremierシリーズを紹介します。

Premier Ⅰ

縦幅が短くシャープな印象です。ビジネスシーン、カジュアル問わずに掛けられるデザインです。

また、シルバーは王冠で存在感があります。

Premier Ⅲ

Premier Ⅰよりも若干、丸みのあるデザインとなっています。シルバーのデザインも異なります。

Premier Ⅳ

角張ったようなデザインで、premierシリーズの中では個性的なデザインだと思います。

シルバーは※のようなデザインとなっています。

Premier Ⅴ

シャープな印象があり、よりシンプルなデザインに仕上がっていると思います。

シルバーも主張しすぎないI字になっています。

Premier Ⅵ

リムの上部が太めとなっています。眼鏡単体で見ると印象的なデザインです。

シルバーは王冠となっています。

Premier Ⅶ

私の所有する眼鏡。

縦幅があり、Premier シリーズの中では大きめのデザイン。鼻パッドがつき装着感がいいです。

Premier Ⅷ

丸みのあるボストン型。

シリーズの中では最新モデルで、クラシックなデザインとなっています。セルロイドを使っているのでビンテージ好きに好まれる眼鏡だと思います。

泰八郎謹製の購入場所と値段

泰八郎謹製は金子眼鏡POKER FACEで取り扱っています。

私が購入したお店は金子眼鏡です。以前に恒眸作を購入したため、レンズの情報などが保管されていました。同じレンズを作る場合に役立つため金子眼鏡で購入しました。結局はレンズの度数は変更しましたが…

眼鏡を探している段階では金子眼鏡とPOKER FACEの両店舗へ行きました。職人シリーズは店舗によって在庫数などが違うため、複数店舗に訪れてモデルの違いや色味の違いを確認しました。

実際に試着をしてみないと掛け心地や顔に合うかどうかわからないので試着は必須です。

そして、気になるのが値段。

お値段はなんと…

46,200円(フレームのみ)

これに1万5千円ほどのレンズを入れたので…

約6万円でした。

でも、私は海外在住ですので免税を使って5千円ほど戻ってきました。

5万円オーバーの眼鏡。皆さんなら買いますか?

正直、1万円以下の眼鏡が買える中、ここまでの値段はなかなか手が出ないような気もします。しかしながら、いいものを長く使う方が愛着もでて話のネタにもなります。特に毎日使うものですでお気に入りのモノを身につけているだけでも気分が上がります。

まとめ

泰八郎謹製はいかがだったでしょうか。

セルロイドを使ったこだわりの眼鏡でした。

セルロイド製の眼鏡はこれで2本目。眼鏡も魅力的なアイテムでハマりそうです。

毎日使うモノだからいいモノを。

皆さんも泰八郎謹製の眼鏡はいかがですか。

では今回はこの辺で

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