何とか借りる家も見つかり、10月終わりに一旦シンガポールに戻った際に大掛かりな引っ越し作業をしました。具体的には借りていた家の契約終了と、マルタへもっていく荷物を船便に出すこと、それから猫たちの輸出入のための書類作業、が主なものでした。
昨年10月30日に業者にきてもらい、やや時間オーバー+見積もりオーバーの船便用の荷づくりが終わり↓
税関手続きなどを経て、11月21日にシンガポールを無事出発したとの連絡があり、12月21日に到着予定とのことだったのですが、
それから
乗り継ぎ便に間に合わなかった
乗り継ぎの港でストが起こった
などなどのニュースが続き、音沙汰が途切れたりして
もしかしたらこの荷物は永遠に失われてしまったのではないだろうか、もっと保険をかけておくべきだった。。。などなど思っていたのですが、
2月3日の月曜にマルタの我が家に到着しました。
こう書くと、まあ時間が掛かっただけだったんじゃないのーと思われるかもわかりませんが、それだけではなかったのです。。
マルタ税関対策のため、ひと悶着ありました。
以前のこちらの記事で、マルタの税関問題について書いたのですが、これは引っ越しのための輸送にも適用されるようで。。。もしも何も対策をとらなければ、税関で輸入物として関税対象になってしまうとのことでした。
それを回避するため、輸入業者より以下の指示があり、また書類か。。。。とがっかり。
①輸入元の国で最低1年間は移住していた証明を出さないといけない
②マルタに移住していることをしめすための所得税に関するIDを証明しないといけない
③一年後に返してもらえる政府へのデポジットを納めなければいけない
輸出する際にそういうの全部言ってほしい!ともんもんとしながら書類をコツコツ
集め、 一体ほんとうに返ってくるのか?デポジットを輸入業者へ払い(現金払いではなく、念のために銀行送金にして記録に残した)、自宅へ配達に至ったのでした。