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小説サークル「王様の耳」本拠地にて。本やハンドメイド作品の紹介をします。
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お久しぶりです、藤咲です。

王様の耳では「お久しぶり」が「こんにちは」と同義でしょうかね!!(すいません)



前回の更新が8月……
某あつまる系の森ゲームではキノコが生えてきたというのにね……


11月、つまり次回2021年1月開催の関西コミティア59、参加申込期限が近づいているということ。実はまだ迷ってます。参加したいなぁ…。
それを見送るならさらに次は5月。今年の5月に販売できなかった新刊、丸1年眠らせてることになるんですよ。あまりに切ない。さらに、追加で出したいショートショート集もあるのです。


難しいですね。
早く普通通りの、今まで通りの生活に戻りたいですね。



でもまあ、最近は少しちょっと違った形で執筆活動の幅を広げてたりもしまして。

Twitterご覧になってる方はご存知ですね。
カクヨムという、小説投稿サイトでぼちぼち書かせて頂いてます。

アクセス>>カクヨム/藤咲沙久


三題小説やpixiv再録を掲載したり、短編小説コンテストに参加してみたり。
ツイート上限である140字で書いたショートショートなんかは、今のところ毎日更新してます。



こうやってリハビリのごとくちまちま書き出したのは、とある出会いがきっかけでした。



「関西コミティア用のサンプルを見て、フォローさせて頂きました!」



中止に終わった、あの時のイベント。
関心を持って見てもらえてるのか、どれだけの宣伝効果があるのか、何も分からず。
しかも最終的には中止になってしまって、本自体の紹介もたいして出来ず。

それでも、それでも。
誰かの心に、留めてもらえていたのです。

藤咲の個人的な話ばかりしているアカウントまでフォローしてもらえたのです。



理由を聞けたのはその方と交流が始まったからなんですけども。
たまたまその方が利用していたサービスがカクヨムだったっていう風に繋がりました。


小説書き仲間とわかり、作品を読ませて頂き、なんかこう
とても、刺激を受けました。

俺には無い発想、書けない物語。込められた気持ちを感じる、丁寧な文章。

荒削りながら、不思議とスラスラ読み切ってしまえる魅力がある小説でした。
きっと、これからぐんぐん上達していく書き手さんだと思います。
俺が小説を書き始めて15年。相手は1年。
1年でこの実力、十分すぎて恐ろしいくらいでした。


そしたらすごく、書きたくなったんですよね。交流が進むうちに。

ネット上で創作者さんと繋がりを持てること自体も貴重な体験だったのですが、
書きたいっていう創作意欲を高めてくれる人って、さらに貴重ですよ。



彼が頑張っていると、俺も一緒に執筆しようと思える。



出会いって大事ですね。

また、今は大学時代の友人もお題や感想をくれたりと、忙しい中でサポートしてくれています。そちらに関しても大変感謝しています。


どうやったんで好きなので、書くこと。
久々についた火が消えないように、亀の歩みで書いていきたいと思います。

***

末筆ですが、せっかくなのでその方の小説も紹介をば。

アクセス>>カクヨム『宵埜白猫/forget-her-not《Re write》』

ジャンルはファンタジー。不死の身体となった魔女と、少女達の切ないお話です。
百合要素はあるのですが、それを強く押し出すのではなく精神的な愛を思わせる内容なので、
普段そういった内容を読まない方でもサラッと読めると思います。
優しくて、少し寂しくて、儚げな物語。

よろしければ、一度この優しさに振れてみてくださいな。




ではでは、また近いうちにお会い出来ることを祈って。





藤咲でした。







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『溺れる僕にキスをください』





 体温に勝る熱が全身を包む。炎天下は、水中に似ている。

「遊佐。アタシ、失恋したかもしれない」
 頭上から聞こえた結城の声に、自転車の鍵を掛けていた手が止まった。コンクリートに囲まれた駐輪場は夕方と思えない暑さだ。視線だけ動かして腕時計を見る。授業が始まるまでまだ余裕があった。
 通う高校の違う、塾が同じ女の子。結城と僕の関係といえばただそれだけ。
「かもって、なんだよ。曖昧だな」
「好きな人に好きな人がいる……みたい。たぶんだけど。そんな話してるの、聞いちゃって」
 いつまでも屈んでいるわけにもいかず立ち上がる。見下ろした結城の肩には汗で制服のシャツが張り付いていて、僕は胸の辺りがチリリと焦れる感覚がした。理由はわかっている。
「アタシの好きな人っていっても、話したこともあんまりないんだけど」
「へえ、そう」
「でもその人は……」
 結城の声が少し遠く感じる。好きな人に好きな人がいる、なんて。それはまさに今、僕が陥っている状況そのものだ。

 ──炎天下は水中に似ている。

 いつだったかそう言ったのは、結城だった。酸素を求めて口を開いても、摂取できるのは熱せられた空気。取り込めば取り込むほど体温が上がる錯覚さえある。息苦しくて、呼吸が出来なくて、まるで水の中にいるみたいだと。
 あの日の、短い毛先がわずかにかかった彼女の項。そこに流れた一筋の汗を覚えている。遊佐、と僕の名前を呼ぶ声を覚えている。自身を魚に例えるような結城の感性と、夏に彩られた横顔が、僕の心を掴んで離さないんだ。
(僕も今……息が出来ない)
 熱い。苦しい。冷たくて新鮮な酸素が欲しい。そう思ううちに、僕は結城の唇を見つめていた。そこに求めているものがある気がして。触れあわせて吸い込めば、なにかが身体を満たしてくれる気がして。
 強く、強く見つめた。
「その人は、いつも。……火傷しそうなくらい、視線が熱いの」
 結城がそう言った時、まだ口元を見ていた僕は彼女がどんな表情をしていたのかはわからなかった。視線ひとつで彼女の気持ちを惹き付けたのはどんな男だろう。焦げ付く想いを押さえつけながら、僕はもう一度「へえ、そう」とだけ返事をした。
 太陽に焼かれ酸素不足の駐輪場。僕たちは、それ以上言葉を交わさなかった。




end

*****************

中学生の頃通っていた塾にあった駐輪場。
建物の裏手で周りの景色から遮断された空間。
自転車を停めるほんのわずかな時間に交わす会話は、教室でするそれよりも、ほんの少しだけ特別な気がしました。なんとなく、その場所が舞台になったんじゃないかなと。

1,000字にも満たないショートショートなのであまり人物像を描けず、個性の薄さがあったかもしれません。
でも遊佐君の視線と、酸素を求める場面が書けてちょっと満足。
自分が嫉妬した相手が自分自身であることを、君はいつか知るのだろうか。



こんな風に思いつきだけで一気に書き上げたのは久々です。






藤咲でした。



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急に夏ですね!!!


どうもこんにちは藤咲です。
今日はすごく日常の話。


最近ね、こういうのにハマってます↑↑
キッコーマンの豆乳ジュースを凍らせてアイスにして食べるの。


めっちゃ美味しいんですなコレが(´ω`*)


凍らせるのは公式でもオススメされてる食べ方。


写真みたいにパックの上部分を開いた状態で冷凍庫に入れます。


それを忘れるとエラい目にあうんだ…実体験なんだ…
凍ってからだと開けないんだ…
開かないと食べれないんだ…!



しっかり凍ったら、上を台所用のハサミで切っちゃいます。
アイス付いちゃうからね、洗えるヤツでしてね。



これは俺のやり方なんですが…
このままだとカッチコッチで固すぎて食べにくいんですよ、スプーンが通らない。

なので冷凍庫から出したらすぐに
まさかのレンチンします


300Wで30秒が良い感じでした!
ダッツを少し柔くしてから食べるのと同じですね。



そしたらアイスとシャーベットの間の子みたいない~いデザートが出来るんですよ…!



しかもしかも
ご存知でしょうか、キッコーマン豆乳の味がいかに多いか。



種類豊富!
価格が安い!
量がたくさん!
ヘルシー!

え、これ最高では??????(確信)

これはもう、この夏の超マイブームになりそうです。




まだ全部試したわけじゃ無いですけど、俺は今のところバニラアイスとマンゴーが好きかな。
これからまた好きな味を見つけていきたいです。楽しみ。



体温並みの気温が続いてます。
冷やしすぎは良くないですが、みなさんもぜひ挑戦してみてくださいな-。




藤咲でした。


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3ヶ月近く放ったらかしにしててごめんね!!!!


どうもお久しぶりです。藤咲です。

なんかね、こう、色んなものがいつも通りにいかないなりに
お家で大人しく楽しんだりなんやりしてたんですけどね。


サークル活動を制限されたサークルが本拠地で何書いていいか迷っちゃった的な。



昔みたいに普通の日常を書き連ねようかなーとかも思ったんですけど、
平日ってPC開く余裕がないからスマホからのアクセスになるんです。

すると
なぜか
記事が正常に更新できないっていう罠が待ってるんです。。。


なぜ…。



あとスマホもそこそこ早打ち出来る方だけど長文にはやっぱりタイピングが一番。
今の仕事に転職してから、業務の作業時間短縮の為に高速タイプする機会が増えたんで速度に磨きがかかりました。物書きにとってはお得。


***


さて、小説の話を少々。

次回にイベントが開催されれば出品する予定自体はあるんですけど。
一応新作も練っておかなきゃなぁとは考えてるんです。

でも今はタイミングじゃないのか、なかなか降ってこないんだなコレが。


感覚は忘れないように、とりあえず友人に読んでもらう為の二次創作をちょこちょこっと書いてみたりしてる状態です。


藤咲は基本的に一次小説(オリジナル)の人なんで、二次(版権)は滅多に書かないです。
理解が深くないといけないからハードル高いってのもあって
主にリクエストを受けた時に書くくらい。


そう思うと超レアですよ!(無駄などや顔)←



ネットでの作品公開の場はpixivくらいなんで。
もし投稿したら見てもらえれば嬉しい。です。





しかし俺が更新放置してた間にも、チラッチラッと遊びに来て下さってた方いたようで。
たいへん感謝しております。

お客様は、どんな方がいらっしゃるのでしょう。

たまたま迷い込んでくれたのか。
pixivか本で俺の小説をご存知なのか。
優しい知人友人なのか。


まだ来訪者さんとの交流はこのブログで叶っていません。

感想とか、もう読んだよって一言とか、なんでも嬉しいので
言葉を交わせたらいいな、とも思ってます。



いや匿名メッセージ投稿板のQRコードとか本の帯に付けたりもしてるんですけど読者様の声って本気で届いてこないので…!活力を…!創作の活力をください…!!←






おねだりに来ただけかーい!

ってなわけで、お久しぶりの藤咲でした。

早く新刊『嘘つきは魔法使いの始まり』をお目見えしたいです。





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まいど、昨日は出勤だったため今日から連休の藤咲です。

ほとんど料理をしないワタクシですが、先日ニュースのコーナーで紹介されてた時短簡単レシピを見てカルボナーラうどんを作りました。美味しかったです。



藤咲はどうにも童顔なのか何なのか、年若い新入社員から「年下かと思ってました」と暴露されたんですけどね。さすがに9つも若く見られてたのは衝撃だったんですけど。

昨日の出勤も世間的にはGWなんで、ほら、ラフな服装にシューズという姿だから出勤してるように見えないのではと心配になりましてね。
スーツではなくともちょっとピシッとめな格好してこうと思ったんです。



そこで採用されたのが、転職前まで通勤靴にしていたヒール無し、柔らか素材のパンプス。



驚いたことにまあ、その靴でよう歩かんのですわ(真顔)



ちゃんと踵もついてくるし、前まで走ることさえ出来てたのに。
今や不格好な歩き方しか出来ず。
困った。




でもね。ふと気付いたんですよ。
よくよく考えると、前に進むために必死で脚を前に出そう出そうとしてました。

反動も無く前に出しただけの脚で体を引っ張っていく。
コレ結構大変な上に、なんとなくバランスが取れていない。



歩くのって前に出すより、後ろ側の脚で地面を蹴り出すことでよりしっかり前進してると思うんです。

試しに地面を蹴る方をきちんとやってみるとスムーズに歩けました。



普段は意識せず出来てることが、歩きにくい(と感じる)靴を履くとわからなくなってたんですね。



前に進むことは、前に向かって脚を出すだけではうまくいかない。
後ろに向かって力一杯蹴って、自分の体を前に送り出してあげる。
そしたら、前に脚をだすよりちゃんと前に進める。



当たり前かもしれないのに、なんだか発見をした気分でした。




ちなみに腕も。。。
大きく振ろうと思うとついつい前に出しがちですが、そうすると前の方向ばっかりにしか振れないし、むしろ「振った気」になって後ろにいかない。端から見ると結構格好悪い。

でも後ろに思いっきり振ると、反動で勝手に前に行く。
それも振り子的に前後で同じくらいの高さに上がるから歩き姿も綺麗です。




「前」に行くのに、「後ろ」の方が大事なんて面白いなぁと。




今、色んなことが後ろ向きな気持ちになる時ですけど。

もしかすると、本当にもしかするとだけど、この反動で思いっきり前に前に進める日がくるのかも。



なんてね。





さて、休み中また何か料理に挑戦してみないといけないなーなんて思いつつ。



藤咲でした。



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HN:
藤咲 沙久
年齢:
32
性別:
非公開
誕生日:
1991/10/28
趣味:
創作
自己紹介:
年相応に見られない成人。
なんでプロフ画像こんな大きくなるかね。
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