みなかさんとアジアンダイニング&バー ニルバナ(南砂町)

 休日、ごはんを買うべく外を徘徊するみなかさん。テイクアウトもやっているということで、以前から微妙に気になっていたカレー屋さん(正:アジアンダイニング&バー)、「ニルバナ」に赴き、マトンカレーのB弁当を買って持ち帰り、食べてみましたので、ここにお知らせさせていただきます。

 

アジアンダイニング&バー ニルバナ(南砂町)のテイクアウト用メニューの写真

ニルバナの店外に貼ってあったテイクアウト用のメニュー。これは約一週間前、別の日にお店の前を通りかかった際に撮影したものなのですが、このとき突然ドアが開き、店主と思われる人(日本国籍でない)が出てきて話しかけてきて(写真の右端に実はちょっと写っている)、

予想外の事態に「ま、また今度来ます」と急に挙動不審になり、逃走を図ろうとするみなかさんに、「ヤスイヨ?シャシントッテイイヨ?」と、店主と思われる人は優しくフレンドリーだったので、正式に来店することを決めたのでした

 

アジアンダイニング&バー ニルバナ(南砂町)のレシートの画像

ニルバナでテイクアウトしたマトンカレーB弁当のレシート。さっきのテイクアウト用のメニュー写真をよくよく見た人は分かると思うのですが、メニューだとB弁当は「700円」ってなってるじゃないですか。

でも今回B弁当は900円で(来店前はD弁当を狙っていたのだが、それもいざ来てみたら1100円とかになっていた気がして、予算オーバー、というより小銭入れの中の小銭総額900円くらいで済ませたかったというか、長財布出すの面倒だったというか、

で急きょB弁当に変更した。でもPayPayが使えるようだったので、それで支払えば関係なかったしそうすればよかった)、

「この一週間で急激に値上げされた?」と思ったのですが、もしかしたらランチタイムとディナータイムの値段の違い、というだけの話だったのかもしれません(テイクアウト用メニューの写真を撮ったのは夕方ごろで、今回は夜だった)、そのあたりは各自確認してください

 

 ニルバナに赴き、入店しているようなしていないような微妙な位置でマトンカレーB弁当をオーダーするみなかさん。辛さを選べるようだったので、無難に「中辛」を選択します。会計を済ませ、「席に座って待て」っぽいことを言われたので、着席したのですが、

 「テイクアウトになってるよね?」と一瞬不安に思ったのですが、店主はちゃんと厨房に「B弁当」と伝えているようだった(=店主の他にも店員さんはいるようだった)ので、ひと安心し、テーブルの上のメニュー(チョコレート味のナンとかあった)なんかを眺めつつ、料理の完成を待つみなかさん。

 店内ではあまり裕福でなさそうな家族連れが一組と、食べることが好きそうな体型の中年女性が一人、食事をしており、正直お客さんゼロみたいなのを想像していたので、思ったよりも人がいたような、でも規制が緩和されつつある割には少ないような、そんな感じでした。

 計っていませんでしたが、たぶん10分待たないくらいで、料理が完成したようで(でも辛さも選択式だったし、キッチンからジュージュー、カンカンいっているのが聞こえてきていたので、

 「完全に出来合い、手抜き」、とかではなく、ある程度その場で調理する部分はあったっぽい)、店主がビニール袋を持ってみなかさんのところに来て、みなかさんはマトンカレーB弁当を受け取り、丁寧にお礼を言って店を後にし、家に帰って食べる、という流れでした。

 

アジアンダイニング&バー ニルバナ(南砂町)のマトンカレーB弁当の写真

ニルバナでテイクアウトしたマトンカレーB弁当(お好きなカレー1種類・サラダ・ナン&ミニライスのセット)。何種類もあるカレーの中でなぜマニアックなマトンカレーを選んでしまったのか、それはみなかさんにも分かりません(珍しかったから?)

 

 サラダ、色の割には辛くない、スパイシーかつ甘い感じのドレッシングがかかっており、インドを感じたというか、ケンタッキーのツイスターを思い出す感じでした(読者様:「インドちゃうやん」)。

 持ち帰り用のトレーを開けてみてまず思ったのは、「ナンやたら多いな」で、でもカレーの量もそこそこあったので、そこまでカレー不足に陥ることはなかったのですが、このナンの量がサービスではなく、インドではデフォの量なのだとすると、

 日本ではカレーって、ごはんと同量くらい盛りつけられて、たとえばカレーとごはんをほぼ1対1の割合で食べ進めるのが、インドではなんかこう、お酒で言うところのホッピーセット(のホッピーを極限まで節約して、ナカ=焼酎、のおかわりで酔う)みたいな感じで、

 「少ない量のカレーでどれだけナン(=安い?)をたくさん食べておなかを満たせるか」みたいな考えがスタンダードだったりするのかな、と想像しました(「カレーとナンを同量ずつ食べる、なんて超ぜいたく、とんでもない」、という価値観)、実際は分かりません。

 みなかさんたぶんナンって、食べたことなくはないのですが、こんなにがっつりな量を「ナン」とはっきり認識して食べたのはおそらく初めてで、何かの味に似ているなとずっと考えていたのですが、

 ニルバナのナンに関しては、今あるかは分かりませんがローソンの、ハムとチーズがはさまっているフレンチトースト、の耳の部分の味、に似ているような気がみなかさん個人的にはしました(少しだけ甘い)、あとは「食パンをプレスしたような味」とか。

 ライスはだいぶガチで、たぶんこれが噂の「ターメリック(=ウコン?)ライス」、だと思うのですが、ざっくり言うと薬くさいというか、みなかさんはそういうの普通に食べれてしまう人ですし、カレーと合わせればさらに気にならなかったのですが、無理な人は無理かもしれない感じでした。

 肝心のカレーが、いちばん特徴がない、と言ったらあれですが、ごく普通のおいしい、言われてみれば少し本場っぽい気もするカレーで、マトンも全然くさみがなくて(牛肉かと思うくらい。

 でも噛んでいると確かに、先日サイゼリヤで食べた、ラムの串焼き、と同系統の味がしてきて、「あっ、マトンや」と思う。お肉もそれなりのサイズのものが4~5個くらい入っていて、わりと豪華。脂身つきの個体もあって、お肉以外の味わいも楽しめました)、

 みなかさん「中辛」を選んだのですが、最初は確かに「辛っ」と正直思いましたが、唐辛子のようなずっと残る、攻撃的な辛さではなくて、そんなに辛いのが得意ではない人でも完食は可能そうな辛さと感じました(メニュー上、辛さは「甘口・普通・中辛・辛口・激辛」と5段階から選べるようです)。

 「普通においしいし、(たぶん選ぶカレーにもよるとは思いますが)これで900円ならわりとお得」というのが正直な感想ですが、脂っこいとかは全然ないのですが、おそらくナンの異常なボリュームのせいで、食後だいぶおなかが苦しかったというか、

 みなかさんがここまで満腹になるのって実は地味に久しぶりで(メンタル絶不調、という要因もあるかもですが)、体感ですが1200~1300kcalとか余裕であったんじゃないかという気がして(主にナンの炭水化物パワーにより)、A弁当(お好きなカレー1種類+ナンorライス)で十分だった&D弁当にしてたら完食は不可能だったなと思いました。

 店内はわりときれいでしたし、問題ないとは思うのですが、正直なところ、食材の扱いや調理について、日本対応の衛生基準でやってくれているのか、母国と同様の感じなのか、(コロナ禍というのもあって)少しだけ気になったのと(特にサラダとか、火を通さないものについて)、

 店主は優しくてフレンドリーなのですが、店員が日本の方であれば、話はそこで終わりなのですが、インド(の人かどうかも分からないが)にはカースト制みたいなものがあると聞きますし、

 「こいつみなかだな?30代フリーター、カースト最下層、不可触民、触れると穢れる、と」みたいに思われている場合も、まあないでしょうけど、よくよく考えてみると、「何を考えているか分からない」のマックス値が、自分と同じ日本人の店員さんと比較するとやっぱり高いよね、とか、なんか、そんなことは(単純に事実として)少し思いました。

 

アジアンダイニング&バー ニルバナ (NIRVANA) – 南砂町/インド料理 [食べログ]

https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13239866/

 

マハラニ – 南砂町/インド料理 [食べログ]

https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13166215/

(以前に同じ場所にあったお店。リニューアルかと思ったら、オーナーは別人という噂)