なり上がり女子のブログ

ふと気づいたら周囲の風景が変わっていました。荒れた地域で育った私が、それゆえに苦労した経験、それなりに世間からちやほやされるにいたる過程、自分なりに世の中をうまく生き抜くことができた理由といった、自分なりの生き方のヒントを綴りたいと思います。

昨日の続きです(勉強はできなくてもよい。人間性が大事)

勉強なんてできても仕方ない。不良カッコいい。先生までもそんな価値観で、周囲は頭の良かった友人も含めて、みんな少しずつグレて勉強しなくなっていきました。周囲の環境って本当大事です。社会人になっても、みんな自分の会社色に染まります。それは、悪く言えば洗脳ですが、良く言えば順応ともいえます。周囲とある程度同じ考え方、同じベクトルを持つことは、うまく生きるために必要なことでもあります。そんな中でも、自分の生き方を貫くなんてこと、ましてやただでさえ面倒な勉強を頑張ろうなんてのは、小中学生のこどもには、とても難しいことだと思います。

私も多分に漏れず少しずつグレていきました。授業をろくに聞かなくなって、何なら授業の妨害もするし、いじめたりいじめられたりもしました。家で勉強なんて全然しなくて、ゲームセンターに入り浸り。ただ、私が幸運だったのは、それでも私はなぜだか勉強が凄くできたんです。周囲がどんどんぐれていくので、ある意味井の中の蛙だったのかもしれませんが、とにかくテストの成績だけは抜群でした。でも、そういうのが、また不良好きの先生からすると鼻につくんですよね。

続く