市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

児童虐待を防ぎ、子育てしやすい市原をめざして

2020-11-21 | 子ども
連休初日、今日も妙に暖かい日でしたね。
午後は待ち遠しかったシンポジウムを聴くために、夢ホールへ。
テーマは
『市民(わたしたち)の力で命を守る ~児童虐待を防ぎ、子育てしやすい市原をめざして~』。
主催は、市内のNPO団体の中間支援を行う「(特)いちはら市民活動協議会」です。

コロナ禍での開催で参加者は40人までという制限がありましたが、市職員や民生委員、子ども食堂など子育て支援の関係者、マスコミ、そして市議や県議の姿も複数見られ、用意された席はほぼ埋まっていました。
考えてみれば、こういうテーマでのシンポジウムは、私の記憶では市内で初めてではないかしら?
市内で起きた乳児衰弱死事件の波紋が、市民レベルで大きなうねりになりつつあることを感じました。

登壇されたのは、
市内で自立援助ホームを運営する「(特)光と風と夢」代表の小倉淳さんと、キャリアコンサルタントの傍ら「いちはら子育て応援団」の代表を務める谷口真紀さん。
以前からお二人とは各々交流させていただく機会があったので、このコラボレーション企画は私にとってまさに「待ってました!」という感じでした。

谷口さんの
「虐待する母親も、子どもが生まれた時は皆『かわいい』と思っていたはず。虐待の可能性は誰にでもある」
という言葉で、私も自分が子育てしていたころを思い出しました。

長男がいつまでたっても言葉が出ず、呼んでも振り向かず、目を離すとすぐ行方不明になってしまう。
下の子どもたちの世話にも追われて、長男をネグレクトしそうになったこと。そんな自分が嫌で、泣きながら電話相談をしたリ・・・。
そんな私が変わるきっかけは、幼稚園の先生方やママ仲間でした。運が良かったのかもしれませんね。

虐待を防ぐためには、子育て中の母親を孤立させないこと。
「相談に来た時点で、問題はほぼ解決している。本当に困っている人は、相談に来ない」。
だからこそ、普段からとにかく誰かと繋がる場所を作ることが必要だと、改めて感じました。

会場の夢ホールにて


最新の画像もっと見る