いつもと違う奇妙な春。

毎年、この季節になると、4月からの新学期や新社会人の出勤風景で駅周辺は賑わう。公園などにも花見の客がたくさん出かけ、屋台なども出て盛況である。しかし、今年は、奇妙だ。人が少ない。商店などに人が出かけないのである。もちろん、新型コロナ肺炎の影響からか、本来人が集まる場所にまったく人がいない。イベントも次々と中止に追い込まれた。風景は変わらないのに人がいない。奇妙な春だ。

ようやく、自粛ムードも緩んできて、営業再開となるテーマパークなどもあるようだが、それにしても、日本人というのは飽きっぽいというのか、喉元すぎれば熱さ忘れる、というのか、あれだけ大騒動になった自宅待機というのもこの三連休ですっかり抜けてしまったようだ。これからがいよいよ感染爆発の本領発揮だと思う。

懸念されるのが、私のような高齢者施設で働くものの罹患である。もし、コロナウイルスに感染したら、いったいどうなるのか。シュミレーションしただけでもゾッとする。介護が必要な人が沢山入所しているため、絶対的に人手が必要だ。しかし、感染したら他の人に感染させるわけにはいけないから、まず、出勤は無理である。その分の人手はどうなるのだろう?と最近、いつも考えてしまう。

もちろん、コロナウイルスに罹患しているとなれば、濃厚接触者も出勤停止となるだろう。現場崩壊となる予感である。高齢者に感染させてしまったら、まず、助からないのではないか。そう考えて、ビクビクとし、私は、都会や人混みを避けて、ひっそりと自宅で生活している状態である。最低限の買い物には行かないといけないので、外出するが、周囲にマスクだらけの人をみるにつけ、恐怖感を覚えてしまう。好きな自転車でのポタリングは一人で走る。商店などには入らず、走るだけで帰宅する。食料品以外はアマゾンなどのネット通販を利用している。

10代でも感染して、重症化し、死亡している例が出ている。
新型コロナ肺炎をあなどってはいけない。手洗い、うがいなど、できる対策を徹底したいと思う。

それにしても巨大都市東京が都市封鎖されたら、日本はどうなるのだろう? 誰も経験したことのない緊急事態が迫ってきている。
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