今日も明日もなんとか生きていく

アラフィフ独り身。質素に生きています。健康第一が座右の銘です。

まだ75年しか経っていない

今日は終戦記念日だ。
日本は75年間の平和を享受してきたけれど、
いつまで続くのかな?と思う。


戦争は絶対悪であり、絶対悪をやめることができない人間もまた悪である。
(人の歴史上、戦争をしなかった時代は今まで一度もないからだ)


悪の裏側にあるのは自己愛で、
強すぎる自己愛こそが他者を排除しようとする悪なのだ。
そこに正義はなく、ただの欲望でしかない。


人は一旦戦争を始めると、とことん殺し合わないと止められない。
敵をどれだけ殺しても、味方にどれだけ犠牲が出ても、
一定ラインまでは絶対に止まらない。


だから、戦争を始めたらいけないのだ。
ゲームと違ってリセットなどできないのだから。


戦争は、勝っても負けても多くの犠牲が出る。
戦争に無関心な人、戦争に賛成する人は、
自分が犠牲者になることを想像できない人なのだろう。
犠牲になるか、ならないか、それは神にしか分からないのに。


戦地に赴くことだけが犠牲ではない。
急病になった時、食品が満足に流通していなければ栄養失調、
医者がいなければ治療してもらえず、薬もない。
栄養と医療がなければ風邪が悪化しても死亡する。


戦争は安全な生活を壊し、大切なものをすべて奪っていく。
あなたの大切な人は殺し合いの場に連れていかれ、
命を捧げろと強要される。
戦地での最後の瞬間は、深い悲しみと絶望だけではないか。


将来、戦争が始まるとすれば、間違いなく今の子供や孫世代が犠牲になる。


そして、私たちは彼らに恨まれるのだ。
どうしてこんな時代にしてしまったのか、と。
手遅れにならないうちに何とかしてくれなかったのか、と。


未来がそんな悲しい歴史にならないことを願うばかりだ。

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