結論から言うと、子育てというのは、最終的に


 子供を、最終的に、いかにしっかりとした人間として自立させるか



に尽きます。


 
 親心としては、子供には、幸せな人生を送ってもらいたいし、裕福であれば裕福に越したことはありません。




 個人の事情は様々ですが、父親は、会社のことで手いっぱいで、子育ては、母親任せという家庭も多いでしょう。



 私の周りは、そういう家庭が多いです。



 中には、共働きにもかかわらず、自分は仕事が忙しく、自分の出世欲も相まって、母親に子育てを任せっきりのお父さんも多くいます。



 それは、人それぞれの人生であるから、それはそれで否定はしません。



 でも、私としては、父親の背中を見せて育てるよりも、子供との時間を大切にして、正面から向かって欲しいと思います。



 多くの人は、子供には、人並みの学校に進学し、人並みの会社に就職してくれたらそれでいいと思っているかも知れませんが、それでも、なかなかそう上手く事は運びません。



 必ず、成長していく過程で様々な問題が出てきます。



 ましてや、一流の大学に行き、一流の企業に就職なんて、極少数です。



 中には、親は関係なく自分の夢を実現する子も確かにいます。



 しかし、やはり、ある程度のところまでは、確実に親の導きが必要です。



 人間は、誰しも、いつかは必ず死にます。



 人類史上、一人として例外はありません。



 その時に、子供がちゃんと自立できているかどうかが問題です。




 自分という存在は、点としての存在でしかありませんので、親から子へ、子から孫へと命を紡いでいく、それもできるだけ幸福で繋いで行くということが重要です。


 
 命をバトンタッチしていかなければなりません。



 忙しいお父さんも、お母さんも、もっともっとできる限り、子供と接しましょう。



 子供と話をしましょう。



 子供は自分の後継者です。



 後を引き継ぐ子供にもっと目を向けましょう。



 自分の功績も大事ですが、もっと大事なのは、後継者の育成、つまり、自分の子供の育成です。



 私が死んだ時に



『親父とはあまり話はできなかったが、いい親父でした。』



なんて、美談には聞こえますが、死んでから言われるのは嫌です。



 一番いいのは、いっぱい子供の些細な相談にのって、幼い頃から真剣に子供と向き合うことであり、直接的な愛情を注ぐことです。



 ですから、もっともっと無理してでも、子供とコミュニケーションを取りましょう。



 私の経験からすると、やっぱり、親子の関係がとてもうまくいっている人の子供は、不思議とレベルの高い高校や大学に進学しています。


 
 最初は、子供が一歩を踏み出す場所を照らしてあげましょう。 



 その後は、本人次第です。



 うちは単なる普通のサラリーマン家庭ですし、子供は国立医学部医学科に進学出来ましたが、孫が医学部に行けるかどうかも分かりませんし、何の職業をしたいと言い出すかも分かりません。



 その頃に、私が生きているかどうかも分かりません。



 結局は、その家庭その家庭で全盛期があり、いかにして、その全盛期を継続させ当たり前の状態にするかにかかっています。



 例えば、政治家の家系にせよ、医者の家系にせよ、大富豪にせよ、最初は、人類は、みんな一つの先祖でした。



 一緒です。



 結局、子のために努力してきた家系が繁栄しているのだと思います。



 一生懸命、努力すれば、命の紡ぎ方も、より良くなります。



 自分も頑張りつつ、それ以上に、自分の子供の将来を見据えた教育をしましょう。
 


 『来年、受験か~、そろそろ真剣に考えないとな。』



なんて親が考えていると、もう遅いです。



 秀才、天才なら別ですが、そんな考えでは、子供が一流の学校に入学したり一流の企業に就職出来ないでしょう。
 


 一流でないとダメという訳ではありませんが、日本社会は、一流であればあるほど、将来は明るいです。



 私なんかは、自分の出世に見切りをつけて、子供の教育に自分の時間を割いてきました。



 人それぞれ考え方はあると思いますが、子供の将来、孫の将来を明るいものにすることがとても大事なことだと思います。

 

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