親の学歴が高いほど、子供の学歴も高い傾向にある。



 しかし、私の経験から、中には、親の学歴は関係ないと言えるケースもある。



 最も、重要なのは、親の考え方である。



 特に、母親の考え方。



 母親は、子供と過ごす時間が、父親よりも、通常は長い。



 一番、子供に影響を与える存在なのだ。



 母親が、うまく子供を導くことができれば、子供の習慣や勉強に対する考え方も変わる。



 母親の中には、子供が生まれて間もなく、幼児教育教材などを購入し、色んな教育をしている人が多いが、ほとんどの人が、実際は、長続きしない。


 
  その意味では、子供と一緒で、母親のモチベーションを保てるか否かという事も、子供の未来に大きく影響する。



 もちろん、父親の子供の教育に対する考え方も重要である。



 父親と母親か、両輪となって、協力することが大切。



 母親が、子供のことで父親に相談したときに、真剣に子供のことを考えられる父親であるなら、大抵は、いい方向に進むか、そうでなければ、母親のモチベーションも落ちてしまう。。



 私の知っているところで言えば、両親ともに中学校卒で、子供は、京都大学に進学したという例がある。



 これは、子供の頭脳と親の学歴は関係ないということを表している。



 関係あるのは、親の子供の教育に対する考え方、そして、子供自身の能力、子供のやる気である。



 子供の能力ややる気を引き出すのは、ある意味、親の役目でもある。



 子供が先天的に持っている能力もあるだろうが、多くの能力は、後天的に、親の教育によってもたらされることが多い。



 世の中には、経済的な理由、本人の考えなどで高校や大学に進学していない人が多々いる。



 しかし、このような人が、駄目だということは決してない。



 私の周りにも、学歴はないが、中には、頭の切れる人、頭脳明晰な人はたくさんいる。



 一様に苦労してきた人が多い。



 だからこそ、もっと勉強しておけば良かったと感じている人もいるし、人生の苦労を知っているからこそ、子供の教育には熱心なのだ。



 そういう人は、人生の理不尽さや不合理を実際に経験しているからこそ、知っているからこそ、自分のことは我慢してでも、子供の教育にかかる時間とお金を惜しまない。



 そういう親の子供は、とても幸せだ。



 親の深い愛情を感じる。



 子供には、自分たちと違った、少しでも苦労のない人生を送って欲しいと願っている。



 中には、両親の苦労を知っているからこそ、勉強して、少しでも両親に楽をさせてあげたいと思って勉強してきた子供もいる。



 本当に、そのような子供には、感心する。



 経済的に恵まれていても、恵まれてないとしても、みんな、勉強を頑張って親孝行して欲しい。



 もちろん、自分のためにも。



 結局、経済的に裕福であっても、そうでないにしても、親の子供に対する教育の姿勢が大切なのである。



 
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