『目標や夢に向かって頑張ろう！』
ってよく言いますが、現時点で夢が見つかっていない人は、どうすればいいのか。
置かれた状態によって、人のモチベーションは変わるもの。
目標や夢というのは、いつ見つかるか分かりません。
運命的な出会いがある日あるかも知れません。
ずっと後に見つかることだってあります。
目標がない子、夢を見つけられていない子は、性格が明るくて元気がよくても、一日一日を一生懸命に生きてはいるものの、なかなか長期的な意味での本気さを発揮できていません。
その一方で、目標や夢がある子は、一日一日を生きていく中で、夢の後押しがあるのか、目が生き生きとして、行動に常に本気さが見えます。
かと言って、目標や夢がない子が、絶対ダメかというと、そうでもありません。
努力を続けていれば、後から、思いがけない夢を見つけたりします。
大事なことは、真面目に勉強しておくこと。
少なくとも、与えられた勉強を真面目にこなし、学力を伸ばすことで、見えてくる目標、見えなかった夢が見えてくることもあります。
勉強してなかった人が、高校三年生で、ふとしたきっかけで、医者に興味を持ち、将来、医者になりたいという感情が出てきても、多くの人が、学力不足から、その夢を諦めてしまうでしょう。
夢はなくても、かなりの優秀な成績を残していれば、夢を追いかけようとしたとき、その学力は最大の武器、支えになります。
医学部に進学した人の全てが、ずっと、医者になりたいという夢を持っていたかというとそうでもありません。
その優秀さから、周りから医学部進学を勧められ、医者という職業に初めて興味を持ち、その素晴らしさを知り
『よし、医者になろう！』
と、医学部に進学したという人も相当数います。
そういう人たちは、後から夢が付いて来た良い例です。
夢を、いつ、どのようなタイミングで見つけるかは分かりません。
夢を見つけた時のために、自分の学力を伸ばしましょう。
絶対に損はないはずです。
やるべきことをやっていれば、いつかきっと素晴らしい夢が見つかります。
夢が見つからないと言って、慌てる必要はありません。
息子の友人の中には、医学部に入った後に
『これは、僕の夢じゃない。』
と気付き、薬学部を受け直して、現在は、薬剤師を目指している子もいます。
大切なのは、最後に本当の自分の夢を見つけて、それに向かって努力することです。
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