もう、息子が医学部に入学して残念が経ちます。


 早いものですね。


 もう三年生です。


 医学部とは言いながら、私から見ると、他の学部と同じように、青春を謳歌している感じがします。


 医学部医学科は、家庭教師にしろ、塾の講師にしろ、アルバイトの時給が高いので、アルバイトも短時間で済んでいるようで、自分の時間も充分に作れているみたいです。


 一人暮らしを始めて、すっかり、家にも帰って来なくなりました。


 ちょっと自立していることが嬉しい反面、寂しさもあります。


 子供が親の元を離れていくのは、自然の流れですから、仕方のないことですね。


 影で応援している次第です。


 連絡はよく取っていますが、半分は、ウザイと思われているんでしょうね。


 でも、まだ、嫌がらずに、返事をくれたりするので、幸せですね。


 もう、三年経つんだなと思うと、色んな思い出が頭を過ります。


 受験の際は、一日中、勉強ばっかりしているのを見て、親も本当に精神的に辛かったですね。


 毎日、子供のことが頭から離れず、仕事で外を回っているとき、或いは、休日に外出したときに、ふと、神社を見つけると、参拝しないといけない衝動に駆られて、ポケットの小銭を握りしめ、鳥居をくぐって、お参りした記憶が蘇ります。


 会社から自宅まで、毎日、歩いて帰り、途中にある『筥崎宮』に立ち寄り、帽子を取って、真剣に、息子の合格を祈って手を合わせていました。


 10キロの道のりを歩いて帰り、少しでも、子供の応援していることを実感したかった。


 子供がスランプに入りそうになったら、『パパが毎日、参拝しているから、安心して勉強しなさい。』と自信を持って言ってました。


 本当に毎日、参拝していたからこそ、言うことの出来た言葉でした。


 おかげさまで、息子も大学に合格し、楽しく大学生活を送らさせていただいています。


 入学式の日に、式の後、九州大学病院に赴き、医学部の正門で、記念写真を撮った時の嬉しさは、今でも忘れられません。


『醫学部』と記された門を見たときは、歴史ある医学部に本当に入学出来たんだなと感慨深かったです。


 大学受験の為、毎日勉強している諸君、もう一息です。


 あと少し頑張れば、輝く未来が待ってます。


 輝く自分の未来を思い描いて、悔いのない受験勉強をしてくださいね。


 親御さんも、本当に、自分のことのように、毎日、不安な日々が続くと思いますが、頑張っている子供を信じて、時には、勇気づけ、時には、一緒に考え悩み、子供と一緒に、あと少し頑張って欲しいです。


 必ず、輝く未来が待ってます。


 子供に尽くしてあげてください。


 受験の時は、本当に、辛かったけど、今では、かけがえのない思い出となっています。


 受験を一緒に頑張って、親子の絆も深まった気がします。


 あと一息、力まず、力を抜いて、頑張ってください。


 努力は裏切らない。


 この言葉が真実だと思う週間が必ず来ます。


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