受験に関しては、合格するというのは、基本的に最低合格点を上回るということになります。




 ですから、偏差値うんぬんも大切ですが、志望校の試験問題を分析し、傾向を把握し、徹底的な対策を練るということが大切です。



 医学部医学科に関して言えば、特に、偏差値云々よりも、その大学に合わせた勉強が必要です。



 理Ⅰに合格しても、九医には受からないかも知れないし、九医に合格しても佐医に受かるとは限りません。



 それぞれ志望校に特化した勉強が必要です。



 また、◯◯大模試など冠の付いた模試についても、順位が良かったといって油断したら命取りになります。



 まず、模試を受けたら、その受験した母集団を考慮しないといけない。



 例えば、校内模試など、その学校の生徒だけが受けるような模試では、上位に位置していても全く安心できないということ。


 進研模試、○○大オープンなどについても、有名進学校の生徒は、ほとんど受けていないことが多いんです。


 模試での成績順位は、残念ながら、決して本番試験に対しての参考にはならないんですね。




 受けた模試を一番のライバルである有名進学校の生徒が受けていなければ、順位は何の意味も持たないということです。



 有名進学校の連中は、受験本番でぐっと上位に突然入って来ます。



 逆にいえば、本番試験まで、何も始まっていないということ。



 本番までは、有名進学校の生徒とのバトルは始まっていないということ。



 本番で突然、強敵が現れ、ぶっつけ本番のバトルが始まります。



 唯一、順位が『確定』するのは、本番試験での順位です。



 それまで、明確な順位が出ることは一度もありません。



 油断せず、自分のモチベーションを上げるために順位を利用するのはいいと思いますが、模試で参考にしていいのは、順位ではなく、点数です。



 どの教科で、どういう問題ができていないのかを分析し、どう解決していくかを考えなければいけません。



 問題を復習するときは、普遍的に活用できるようにしなければならない。



 復習をして、その模試だけを解けるようになっても意味がない。



 要は、類似問題が出題された時にも、生かせる復習をしなければならないということ。



 一番大切なのは、強敵が犇めく本番でいかに点数をとるか、本番で合格最低点以上の点数をとるかが鍵です。






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