お子さんが、高校三年生で、今年、受験なんですけど、親が受験のことに口を挟むと
にほんブログ村『もう、黙っていて欲しい。』
と言うらしいんですね。
まあ、試験前でナーバスになっているのは分かるんですが、ちょっと冷静になって、平常心を取り戻して欲しいと思うんです。
気持ちは、分からないでもないんですけども。
両親は、高校卒業なので、子供が勝手に
『親は大学受験を分かっていない。』
と思っているようなんですね。
だから、親の言うことを最初から聞かない。
親は、学歴に関係なく、子供を思う気持ち、心配する気持ちは、普通の親であるならば、誰でも一緒。
私も、親の苦労も知らず、親との会話を面倒くさがる同じような子供でしたから、大きい声で批判は出来ませんが、親に対する態度について、大人になって後悔していることはたくさんあります。
しかし、そこをどうにか分かって欲しい。
親っていうのは、どう転んでも、子供よりも長く生きているわけで、子供に対するアドバイスは、正しいことが多いです。
少し冷静になって、両親の助言も聞いて欲しいんです。
両親も、息子から反発され、息子に忠告する自信をなくしてしまって、悪循環に入っている。
センター試験は、目標点数の8割くらいしか取れなかったみたいで、心中穏やかでないのはよく分かるんですが、親にあたるのはどうかな。
家庭教師を付けているみたいで、センター試験後も、家庭教師を付けるのか聞いたところ
『子供がもう家庭教師には来てもらわなくても大丈夫と言っているんです。ですから息子次第ですね。』
との答え。
確かに、そうかも知れません。
息子の意見も尊重しなければならないことは分かりますが、センター試験で失敗して、二次試験での逆転が必須であれば、少しでも家庭教師を付けた方がいいのかなと私は思います。
二次試験までの残りの短い時間で、大きく学力が変わることは期待できませんが、息子さんが信頼している家庭教師であれば、息子さんの気持ちにワンクッション挟めますから、いくらか平常心を取り戻せるのではないかと思います。
先生に愚痴を聞いてもらうだけでもプラスです。
親の言うことを聞かないなら尚更です。
両親によると、あまり、今まで、子供とのコミュニケーションが多くなかったと言うことなんですが、息子さんとしては、今まで、そんなに両親に言われなかったから、受験の時期に突然、あれこれ言って来て、うざい、と思っているんでしょう。
とは言え、受験できるのは、紛れもない両親のおかげです。
そこを忘れている気がします。
受験できるのは、育ててくれた両親のおかげです。
押しつけのように聞こえるかも知れませんが、心の片隅にでも、その両親の思いを置いておいて欲しいですね。
感謝の気持ちがなければ、結局、すべては、うまくはいきません。
両親への感謝の気持ちさえあれば、いい方向に変わっていくように思います。
まあ、ともあれ、大学受験の成功を祈るばかりです。
子育てというのは、本当に難しいです。
私も、親の気持ちも知らず、迷惑ばかり掛けてきました。
子供を持つ親になって初めて、両親の温かさが死ぬほど分かりました。
それぞれの家庭で、色んな問題があることでしょう。
しかし、それをどうにか乗り越えて、最後は、素晴らしい家族の絆ができればいいなと思っています。
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