ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年11月17日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方は秋晴れ。気温12度ですごしやすい朝を迎えました。

 

昨晩のNYダウは+470、29950と大幅上昇。CFDでは30000を越えています。これは米モデルナの社のワクチン開発の進捗が好感されてのリスクオンで、報道が流れた21時に急上昇となりました。

 

ではチャートチェックです。ただいま07:55。15分足から。

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昨日の東京市場はRCEPの調印が好感されて寄りから買いが入りました。若干の調整が入るかと考えていたのですが、大引け後の欧州時間も買いが止まらず、米国時間を前にした21時に上記の報道が流れて225は一気に26000を突破します。先週あたりから米系ファンド等が日本株を買っているらしいといった噂があったので、なんとなく強さが気にはなっていましたが、実際には想像を越える強さでした。

 

ただし26200をタッチした後は揉み合いに入っています。クロージングで若干の買いが入り高値に並ぶ格好で、ここから始まるオセアニア時間、東京時間の寄りではやはりショートカバーと利食いで若干の上下が見られることでしょう。モメンタムリボンは現在のところ陽転。移動平均も陽転サイクル。乖離チャートは上限バンドタッチからの切り返しで、若干オーバーシュート気味です。ここから少し調整を入れるはずです。どこまで上値を試すかは解りませんが、そろそろ材料も出尽くした感もあります。すこし本日の東京時間は動きを眺めたいと考えています。

 

60分足です。

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昨日の予想では東京時間の大引け後から変化点が始まるとしましたが、この変化点を上に抜けてたため、一気に高値を取っています。さすがに昨晩の高値は上のオーバーシュートですから今日の東京時間はすこし調整を入れると予想します。

 

乖離チャートは値幅の広い揉み合いとなっていますが、これはあまりにも上昇が強すぎたために、基準価格の目安とする長期移動平均線が上昇してしまったためです。おそらく長期的には上にかなりのオーバーシュートとなっていますので、どこかで調整は入るのでしょうけど、いつになるのかはさっぱりわかりません。

 

一方でマザーズ先物は値が崩れており、昨日も解説したようにNT倍率はさらに上昇していることでしょう。小型株、新興株や最近高値を取っていたテーマ株などは厳しい地合となりそうです。こういった解らないときは触らないのがいちばん良さそうです。

 

なんとも波乱が続きますが、本日も生き残りましょう。