【称号】私の中の絶対王者 | 美凪のひとりごと

美凪のひとりごと

羽生結弦選手を黒パリ散時代から絶賛応援中!
かなり勝手な“ひとりごと”、しかも不定期の呟きですが結弦くんへの想いを思いっきり叫びます。


外出自粛だし、関東は季節外れの降雪だし、で過去動画を振り返っている。
(ゆづファンのきっと多数の行動か)

2012ニースワールド。
17歳3ヶ月で、ワールド初出場で初台乗り。
SPは7位発進で、FSの(←ここ追記しました)技術点は最高得点。
金メダルのPチャンは21歳。
銀メダルの高橋大輔選手は26歳だった。



この衣装は確かトルソーに入らなかったんだよね・・細すぎて。


結弦くんは、次のワールド(順当に開催されれば)には、この時の高橋選手と同じ年齢。


今16歳の駿くんがこの時の結弦くんと同じ年齢になる。


なかなか隔世の感があるなー。


全日本でも、クリケットでももはや最年長。
ここから先は、身体ピークの下降線とともに、1年が倍速のような早さになっていく。

はず、なのに。

もしかしたら。
モントリオールで  The Last of Yuzuru HANYUとなって、有終の美を飾っていたかも知れない。10代の若く上り坂ならともかく、25歳はフィギュアではベテラン世代の選手。1年1年を経るごとに、試合の調整が厳しくなるだろう。


それでも、ボーナスステージが伸びたことに、感慨深いものを感じる。


平昌で終わりと思ったのに、4Aを跳ぶまでと伸ばしてくれて。


2019さいたまワールドで怪我を圧して4Loを戻し。
2019SCでは誤審ACの呪縛を乗り越え、4T1EU3Fを初成功、曰く付きのカナダを制し。
2019トリノファイナルでは因縁の4Lzを戻し、4種5クワド達成。
2020ソウル4CCではスーパースラム達成。


ずっとずっと永遠ではないアスリートの競技人生。
引退の文字をちらつかせる三流メディア←


でもいつかは闘う姿を、氷上では見られなくなる日が必ず来る訳で。


その時に果たして平静でいられるか、自分は全く自信がない。


何となく私見だが、いつでも進化を止めないからか、彼はベテランという響きは似合わないと思っていて。


無良くんやダイスが居なくなり、ハビも居なくなった。
今度は全日本でも、クリケットでもシングル最年長。(ジェイソンは同い年)


全日本では後輩たちを集めて集合写真を撮らせたそうで。
あのFSの後で。



日野選手のツイよりお借りしました。


この時なのかソースは不明。どんどん来いって集めたとか。なんて良い先輩。


みんな後輩になっちゃったね。
全日本は振り返りたくないけど、貴方のその懐の広さは、きっと後輩たちに何らかの形で継承されていくよ。


だからあの全日本も、やっぱり意味があった。


そう思えたのは、この週末にFSTV録画で今季まさに Lastシーズンとなる選手の全日本を見て、ずっと手付かずだった2019全日本を編集したから。


22歳で最後となる選手が多いのは、大学卒業となり、その先の進路を決める年だからだ。


そうか。就職を決めなきゃならない年だ、普通なら。


プロになってもスケートを続けられる選手は、国際大会で表彰台に上がった等、ほんの一握りだ。


多くの選手は決断し、決着させなければならない。
全日本は、そういう意味で集大成の場にふさわしい。
出場する希望が叶った選手も。フリーに進むことが希望だった選手も。それぞれのドラマがある。


そして。
羽生結弦のことだから。
ある程度、色んなドラマを分かっていたかも知れない。


思い通りに身体が動かなかったFS。
その悔しさ、悲しみ、憤り。ごちゃごちゃになった心情を胸の奥にしまって、後輩たちと衒いのない笑顔でショットに収まる、収まるだけじゃなく、周りを巻き込んで大団円にしてしまう、こういうところが絶対王者たる所以だと、つくづく思うのである。


4年ぶりに羽生結弦が出場した全日本。
注目度はいつもと桁違い。第1グループから放映だった。
早いグループは映像すら残らない年もあったと。残っても注目選手のみ。


あの局が視聴率のために、いやと言うほど五輪メダリスト三人で煽り、・・いやこれは置いといて。
女子SPにてんこ盛りで羽生バックヤードを入れてきて、FSには何も無し、これも置いといて。


羽生結弦が出場するだけで、試合が引き締まったと後輩たちが言っているから本当だろう。


絶対王者とは。
常勝のチャンピオンを言うのではなく。
世界最高得点の保持者でもなく。


競技の発展に大きな影響を与える者。
その偉業によって、競技理念を後進に継承していく者。
その背中を見せていける者だと思うのである。



見るだけだから!
触りたくても自制、自粛(*^.^*)
 

この称号は小さな枠に嵌まらない。
だって、彼を称賛する多くの人の心の中に光り輝くものだから。


羽生結弦は努力の人なので、天才扱いされるのは解せないが、タラママが
『最高の価値のある選手』として
『単なるフィギュア選手じゃない。非凡』
『プログラムが終わる時、立ち上がるのではなく、ひざまづいて神に感謝
音楽に100%合っているということを超え』
『音楽と人間の魂が完全に融合』
とめっちゃ褒めて下さったのには、1,000回イイねを押したい。


来季はどうなるのか。
GPSが開幕できるのかさえ、霧の中。


ISUは下駄をケベック州に預けたことに対して、本来なら責任転嫁を問われるべきところ、心の広い最高の人の感謝の言葉に救われたのだから、本当に頭を垂れて採点の擬義を正して下さい。





いつの間にかベテランって、自分も今回感じたこと。
部下は2人を除いて、みんな上の娘と同じか下に。隔世の感まさにここに至れり・・・



ひとりごとにお付き合いいただき、ありがとうございます。



(画像は感謝してお借りしました)