バリキャリママの子育てブログ

キャリアも諦めず、子育ても手を抜かず、両立できるママを目指します!このブログでは、妊娠中や出産、子育ての話などを書いていきたいと思います。

帝王切開の傷はいつまで痛い?実際に経験した傷の痛みの感想

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自然分娩でも帝王切開でも、出産は必ず痛みを伴います。

無痛分娩にしたとしてもまったく痛みを感じないということはなく、出産後には後陣痛の痛みを味わうことになるといいます。

中でも帝王切開は手術なので、どのくらい痛いのか、いつまで痛みが続くのかと不安な方も多いのではないでしょうか。

今回は、私が実際に経験した帝王切開の傷の痛みについてお伝えします!

帝王切開の出産の様子が気になる方は、こちらもご覧ください。

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帝王切開の傷の痛み

自然分娩も会陰切開などをすると出産後も痛くて座れないと聞きますが、帝王切開の場合は開腹手術なので、思いっきり手術後に痛みがあります。

本当に、体をちょっと動かすだけで、ズキッ!という激痛が走ります。

いままで指などを切ったり、盲腸などで手術をした方は、その痛みをイメージしてみてください。

下腹部のあたりに20cmくらいの傷が残り、その傷のあたりが動くたびに痛みます。

ただ、いつまでも激痛なわけではなく、だんだんと痛みも和らいでくるので安心してください。

では、いつまでは激痛で、いつから痛みが落ち着いて日常生活に戻れるのかをお伝えしていきます。

手術当日と翌日の痛み

私の場合、帝王切開の手術は15時半ごろに開始し、16時25分に赤ちゃんを出産しました。

手術当日は麻酔が効いているので下半身はまったく動かせませんが、かわりに痛みもまったくありません。

興奮しているせいか夜は頻繁に目が覚めてしまいましたが、痛みで起きるということもありませんでした。

問題は翌日からです。

2日目の午前中には、歩く練習がスタートします。

ここで手術後初めて身体を動かそうとして気づくのですが、ちょっとでも動かすとお腹にズキッ!という激痛が走ります。

歩くためには起き上がらなくてはならず、起き上がるためにはまず横向きになる必要があるのですが、寝たまま横を向こうとするだけで激痛がします。

この痛みが傷の痛みなのか後陣痛の痛みなのかわかりませんが、とにかく痛いです。

傷が擦れて痛いというより、腹筋に力をいれたことによる痛みな気がします。

どのくらい痛いかというと、手術後初めて部屋の中にあるトイレに歩いて行ったあと、痛すぎて気分が悪くなってしまい、トイレからベットまで車椅子で運んでもらうことになるほどでした。。。

たった5mもない距離が歩けないくらい痛いのです。

その時の様子はこちらにも記録してありますので、どれほど壮絶かはこちらもご覧ください。

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それでも、夜になれば、ものすごく時間をかければなんとか起きてごはんを食べられるくらいにはなります。

ただ、夜中にも激痛で何回か目が覚めてしまいました。

ちょっと動いただけでも痛いので、おそらく寝返りでも打とうとして激痛が走り、起きてしまったのだと思います。

本当に、涙がでるほどつらかったです。

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手術後1週間の痛み

手術の2日後には、痛いもののなんとかベットの上で起き上がれるようになります。 ただ、クッションや枕を背もたれにして、寄りかかりながらじゃないと痛くて起きてもいられません。

その日の夜も、激痛で夜中に何度も目覚め、この頃には痛みで心が折れはじめました。

痛みで眠れぬ夜を過ごし、明け方に様子を見にきてくれた看護師さんの前で泣いてしまうほど弱っていました。

そんなつらい痛みの中、赤ちゃんとの同室生活が始まります。

泣くほどつらい痛みではありますが、赤ちゃんが泣いたりすれば、がんばって痛みに耐えながらおむつを変えたり授乳をしたりしなければいけません。

手術後3日経ち、赤ちゃんのお世話が始まるこの頃には、いつのまにか痛くてもなんとか気合いで動けるくらいにはなりました。

そしてこの日の夜からは、痛みで目覚める前に、赤ちゃんの夜泣きで起きる日々が始まります。

赤ちゃんのお世話と寝不足との戦いで、ある意味痛みに構っている場合じゃなくなることや、痛みにも慣れたこともあり、いつのまにかなんとか動けるようになりました。

そして手術後4日経った朝には、だいぶ痛みがひいていて、ゆっくりであればある程度の距離も歩けるようになります。

ここまでくれば、痛みはあるけどなんとか生活できるようになるので退院です。

出産後から退院までの様子をもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

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退院後の痛み

手術から1週間経ち、退院する頃には着替えたりゆっくり歩いたり、赤ちゃんを抱っこしたりということがある程度普通にできるようになります。

手術後の数日間は、痛みが回復する気配がまるでなく、永遠にこの痛みと戦っていかなきゃいけないのかという気持ちになりましたが、1週間も経てば歩けるようになるから不思議ですよね。

ただ、まだ家事をしたり、小走りになったりということは痛くてできません。 赤ちゃんのお世話をする過程で立ったり座ったりも頻繁にしますが、最初はけっこう一苦労です。

産後6週間から8週間あたりは産褥期とよばれ、出産で身体がボロボロになっているため、無理をしてはいけません。

帝王切開の傷が前より痛まなくなったとしても、まだまだ痛いことには変わりないので、基本的には布団に横になって過ごしましょう。

手術1ヶ月後の痛み

手術してから1ヶ月も経てば、ある程度普通に動けるようになります。

徐々に家事をしたりもできるようになりますが、いつも通りに動きすぎると、傷がズキズキしてきます。

傷を意識せずに普通に動いてしまうと、15分後くらいにズキズキしてくるかんじです。

そういうときは、横になって休むと落ち着いてきます。

毎日1回はズキズキしてしまうので、傷が痛む頻度としてはまだ高めですが、もう激痛に悩まされることはありません。

手術2ヶ月後の痛み

赤ちゃんが生後2ヶ月になる頃には、もう普通に動けます。

ただし、やっぱり腹筋を使って運動したりすると、後でズキズキときます。

とはいえ、ズキズキくる頻度は1週間に1回程度になり、あと少しというかんじです。

この頃には、整体でうつ伏せになって骨盤矯正をしてもらっても大丈夫でした。

ただ、傷にかるく触れるとまだ痛いです。

ちなみに、見えている傷よりも体の中の切った後の傷が痛いのか、触って痛いのは傷痕よりも2cmくらい上のあたりなのでご注意ください。

手術3ヶ月後の痛み

ここまでくれば、基本的には傷を気にしなくて大丈夫になります。

ただし、気を抜いてまったく気にしないと、お腹がベビーベッドやキッチンの縁にあたって痛みを感じることがあります。

準備体操やストレッチなどでお腹を伸ばす運動をするときも、様子を見ながら気をつけてやらなければ後でズキズキするかもしれません。

それでも、もうこの頃には腹筋を使っても痛みはかんじないので、3ヶ月もたてば傷の痛みはほぼ治まると言っていいでしょう。

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傷はいつまで目立つか

傷の痛みは3ヶ月でかなり改善しますが、傷はいつまで目立つかも気になりますよね。

手術後2週間はテープを貼りっぱなしだったので、手術直後からどのくらい目立たなくなったのはわかりませんが、3ヶ月経っても見た目にはほとんど変化はありません。

傷を保護するテープはアトファインというテープを使っていますが、お医者さんには一年は貼り続けるようにと言われています。

一年テープで保護し続ければ、やっと傷が目立たなくなってくるそうです。

ただ、私の場合はお医者さんの腕が良かったのか、下着に隠れるあたりのお腹を横に切っていて、水着を着たとしても傷が見えないようになっています。

もちろん温泉などでは目立つでしょうが、うまくタオルで隠せばわからない気がします。

傷のサイズも、赤ちゃんを取り出したにしては小さく、お腹がへこんで元どおりになる頃には15cmくらいになっていました。

普通に生活する分には、全然支障ない傷だと思います。

帝王切開の傷とは長い付き合いになる

自然分娩は経験したことがないのでわかりませんが、お伝えしてきた通り、帝王切開の傷は出産後から一年近く付き合っていく必要があります。

第二子の妊娠も、帝王切開の場合は子宮破裂や癒着胎盤のリスクがあるため、1年半以上の期間を置いたほうが良いとされています。

それだけ、手術の傷というのは治りにくいものなのです。

ただ、痛み自体はまずは最初の3日激痛に耐えられれば、あとは徐々に落ち着いてきますし、2週間も経てばある程度普通に過ごせるようになるので心配はいりません。

逆子などで帝王切開になると言われている方は怖いと思いますが、絶対痛みは治まるので大丈夫です!

赤ちゃんを安全に出産するためにも、ママとしての最初のお仕事だと思ってがんばりましょう!