栄養価の高い全粒粉

⚫︎全粒粉には薄力粉の3倍ほどの栄養成分が含まれています。

全粒粉の読み方は、「ぜんりゅうふん」

全粒粉とは、小麦の表皮や胚乳、胚芽をつけたままの状態で加工して作られた小麦粉です。そのため、一般的な小麦粉よりも栄養価が高く、特に食物繊維が豊富です。

⚫︎グルテンフリーではない

全粒粉にはグルテンが含まれていないと勘違いしている人もいるかもしれません。しかし、全粒粉にもグルテンは含まれています。

通常、小麦粉は小麦の表皮などを取り除いた胚乳をもとに作られています。この胚乳にグルテンが含まれています。全粒粉は、上記でも示したように、小麦の表皮や胚芽をつけたまま、胚乳と共に加工して作られた小麦粉です。つまり、グルテンを含む胚乳部分ももちろん含まれるため、グルテンは含まれるということになります。

グルテンフリーを追求するならば、ふすまという食材がおすすめです。ふすまは小麦の胚乳部分をのぞいた部分で作る小麦粉です。

⚫︎炭水化物なので取り過ぎに注意

全粒粉のカロリーは一般的な小麦粉に比べると約1割程度低い。しかし、栄養価が高いので、同じ量でも低カロリーで栄養補給できる優れた食品。炭水化物が中心の食品なので、食べ過ぎは太るもとになりますが、同じパンを食べるなら全粒粉のパンの方が体にはいろんな意味で良い。

全粒粉パンはいろいろなお店で売られていますが、中には小麦粉が混ざったものなども売られています。栄養面や体のことを重要視したい場合は、成分表を見て、全粒粉100％の物を選ぶのが良いでしょう。

⚫︎全粒粉の栄養を徹底分析

全粒粉には、小麦粉よりも、ミネラルやビタミン、食物繊維やポリフェノールが多く含まれている。

⚫︎カロリーは小麦粉よりも低いが栄養価は断然高い

全粒粉は普通の小麦粉より多少カロリーが低いのですが、栄養価が優れている。ミネラルやビタミンが多く含まれ、特に食物繊維が豊富。また、意外なことにポリフェノールも含まれている。全粒粉は小麦粉よりも低いカロリー摂取で、栄養を多く摂取出来るため、ダイエット時の味方になってくれそうですね。

⚫︎全粒粉は小麦粉よりも血糖値が上がりにくい

全粒粉は小麦粉よりも血糖値が上がりにくいという特徴があります。血糖値の急上昇は肥満体質のもとです。そのため、ダイエットをしている人は、カロリーそのものよりも血糖値の急上昇を気をつけるほうが良いという考えもあります。

⚫︎小麦粉は安全面で不安が懸念？

小麦粉は、安全面では弱点を持っています。倉庫にて保管されている間や、運ばれている間に、ミネラルや食物繊維が失われてしまうのです。そのため、あらかじめ人工的に栄養を混ぜこんで製造していると言われています。一方、全粒粉は真っ白ではありませんが、その分自然な栄養がたっぷり含まれてるので、安心していただけます。

⚫︎全粒粉でパン作り。ダイエット中でも大丈夫！

全粒粉は血糖値の上昇がゆるやか。

パン好きだけどダイエット中の女性も罪悪感なく食べられます。お店で売られている全粒粉パンには小麦粉も含まれていることが多いので、手作りもおススメ。

⚫︎クッキーづくりがおすすめ

全最初は全粒粉を使ってのクッキーづくりなどが丁度いいかもしれませんね。通常の薄力粉で作るよりも、食感がザクザクしていて食べ応えがあります。