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防災に「今から取り組もうとしている」あなたへ

2020年1月15日

本気で防災に取り組んだのは生まれて43年目、遅っっっ!こんにちは、キマコです。

この記事を読んでいるあなたは、きっと防災に興味がある方ですね!

素晴らしい!エクセレント!

「やろうとは思っているんだけど……」「水だけはあります」の方は、今まで防災がはかどらなかった理由は何でしょう?

何をしていいかわからないから?

時間がないから?

面倒?

わかります。超わかります!!

私もそうでした。なんてったって本気で防災に取り組むまでに43年かかってますからね^^i

今日は、そんな「これから」というあなたのために、「防災対策を加速させる方法」をお伝えします!

 

危険とわかっていても、対策をする人は少ない

近年は災害が多く、被災地の報道や、これから来る大型地震などの特集番組を見かける機会が多くなりました。

CGのシミュレーション映像なんて、すっごく怖くないですか?

以前読んだ子ども向けの本に、興味深いことが書いてありました。

ある番組で参加者に「巨大地震が起きた時のリアルなCG」を見てもらい、1週間後、スタッフが電話連絡をとったところ……

防災対策をした人はほとんどいなかったそうです。

少し驚きましたが、考えてみれば、情報を見聞きしただけで対策ができるなら全員ができているはず……ですよね。

 

なぜ災害に備えない?実は原因は……脳!?

内閣府の世論調査(直近では2018年)を見ると、

食べ物・飲料水を備えている人は 45.7%

年々増えてはいますが、半数は超えないんですね。

巨大地震は必ず起こるといわれているのに、不思議じゃないですか?

実は人が災害対策をしないのには、「脳」が関係しているのだそうです。

脳は、自分にとって不都合な情報を無視するんですって。

例えばこんな感じです。

「地震がきたら我が家ヤバイかもなぁ」(←認めたくない情報)

「災害対策ってお金もかかるし、大変だよな……」(←脳がストレスを感じる)

「でもさ、地震で必ず家が壊れるとは限らないし!」「誰かに危ないって言われたわけじゃないしな!」(←自分で受け入れやすい情報に変えて心のバランスをとる)

結果、危険とわかっていても対策をしない……

心を守るための働きなのですが、防災には本当に逆効果!

他にも例を挙げると、

  • 非常ベルが鳴っているけれど、誰かがいたずらで押したんだろう(点検中なんだろう)
  • 近くで火事みたいだけど、周りの人が避難してないから大丈夫だよね

なども、正常性バイアスという脳の働きによるものなのだそうです。

 

過去の経験があだになる?

「前に大雨が降ったけれど洪水は起きなかった」

「震度5であんなに揺れたのに何ともなかったから大丈夫」

私がまさにこれです。

こういった考え方をするのも、脳の仕業。

な~んだ、脳のせいだったのかぁ~。

そっかぁ、脳のせいかぁ。

脳が……

おっと、脳を悪者にしている場合じゃないですね。

「観測史上最も強い台風」「1000年に一度の災害」……もう「あの時は大丈夫だった」は通用しません。

こうした脳の働きを理解したうえで、正しい判断ができるように、「災害が起きる前に」考えていきましょう!

 

防災対策をせずにはいられなくなる!?効果のあった方法2つ

必要性はわかっているのに今までやってこなかった。 

では、どうしたら一歩踏み出せるのか?

私がやってみて効果があった方法をご紹介しますね。

 

その1 具体的に想像する

多分皆さん「地震がきたらどうしよう」と考えたことがあると思います。でも、実際に本気で想像したことってないと思うんです。

では始めましょう。何をって?想像です。

大真面目ですよ!いきますよ!

 

たった今、震度7の地震が発生しました。

震度7では立っていることも椅子に座っていることも困難な状況です。

あたりを見回してください。見回しました?

 

……ほんとに見回しました?

いくつか質問をしますので、本気で答えてみましょう!

 

震度7では、電子レンジが飛び、ピアノも動いて窓を突き破るといいます。

もちろん固定していない家具はバタバタと倒れます。

 

  • 今の状況で上から落ちてきたものは何でしょう。
  • 倒れてきたものは何ですか?

あなたの家は何とか持ちこたえましたが、余震が続き、気持ちが落ち着きません。

  • 今、一番心配な事は何ですか?
  • 家族はどんな様子ですか?

 

翌日、スーパーでは在庫の売り切りが始まりました。入口には長蛇の列。やっと入店するも、買占めもあって在庫は早々に品切れ。なんとか家族の1食分のカップ麺は購入できました。

災害の備えは最低でも3日分、できれば7日分用意しておきたいといわれます。

電気、水道、ガスはすべて止まったまま。流通がストップし、買い物ができるのはいつになるかわかりません。

  • 食べるものはありますか?
  • トイレはどうしますか?
  • 夏の暑さ対策、冬の寒さ対策は大丈夫ですか?
  • 家族の様子はどうですか?

 

想像は決して楽しい作業ではありませんが、「揺れたらあれが落ちてくるな」と思ったらそれを移動するだけで立派な「防災」です。

優先度もわかってきますので、防災対策をしているという方も、時々(いつもだと気持ちがつらくなるので時々^^i)やってみるといいですよ。

その2 大切な人のことを考える

「なんとなく」防災を考えていた時は、モノをそろえることしか頭にありませんでした。

しかし大事なのは、モノよりも人を守ることなのだと気づきました。

自分以外の「大切な誰か」のことを考えると、一気に防災モードに入れます。

私の場合は「子ども」です。

子どもを絶対に守りたい。

寝ているときに地震があってもけがをさせないように、寝室には家具を置かない。

暗闇で怖がらせないよう、明かりを用意する。

たとえライフラインが止まっても、流通が止まっても、あたたかいものを食べさせてあげたい。だから、ガスコンロを用意し、ポリ袋クッキングを練習しておく。

大丈夫だよと抱きしめてあげたいから、まずは自分が冷静に判断できるようにシミュレーションをしておく。

大切な家族、ペット、恋人、友人、もちろん自分。

あなたが守りたいのは誰ですか?

 

このあとすぐにやってほしいこと

今回は防災を今からやる方に向けて、「防災対策を加速させる方法」をお伝えしました。

最後に、これを読み終えたらすぐにやってほしいことがあります。

それは、大切な人の写真を準備すること。防災を考えるときには必ずその大切な人のことを思い出してください。

そして、先ほど災害を想像したときに「やばい」と思ったことをひとつづつ解決していきましょう。

追伸

何をしていいかわからない方、より具体的に防災について考えたい方には、ネットでの情報収集よりも防災について書かれた本を読んでみることをおすすめします!その理由とおすすめの本の記事はこちら⇒防災について調べるなら、まずはネットより本がおすすめというお話

 

ではまた(*Ü*)ノ"

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参考文献:人は皆『自分だけは死なない」と思っている』山村武彦

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