キャンプ場なら炊事場が完備されているので余り不自由は感じませんが、それでもサイトから出ることなく手を洗ったり食器の汚れを流したり出来るウォータージャグの存在は侮れません。



購入した理由
以前から妻がウォータージャグの必要性を訴えていたのですが、私としては炊事場が整ったキャンプ場にしか行かないし、大きく嵩張るウォータージャグは邪魔なだけで要らないと切り捨てていましたが、先日越谷レイクタウンにあるスポーツオーソリティの店内を見て回ったとき、ウォータージャグコーナーでBUNDOK ジャバラウォータージャグ ブルー 7.5ℓを見掛けて、その価格とコンパクトさで（他に高価で立派なウォータージャグが並んでいる中で小さな箱に納められていたので）購入に踏み切りました。

BUNDOK（バンドック）は、新潟県三条市に本社を置く株式会社カワセが手掛けるコストパフォーマンスの良い国産アウトドアギアブランドとして有名です。
BUNDOK ジャバラウォータージャグ ブルー 7.5ℓは、収納に便利な伸縮する蛇腹状のウォータージャグで、水の減り具合がわかる容量7.5ℓの半透明タンクと水が簡単に出せる開閉弁、上部の蓋を外せば広口になり水を入れやすく、洗いやすい形状で、底部には台座も付属しています。



使用した感想
キャンプは設営から撤収まで何かと手が汚れるので、サイトに付いたらまずBUNDOK ジャバラウォータージャグ ブルー 7.5ℓに水を満たし設置することで、手を洗いに行く手間が激減します。
今迄はお手拭き代わりにウェットティッシュを毎回使用していましたが、コスパが悪いしゴミが出ていたのが改善されました。
限られた食器を使い回しするのに炊事場へ毎回洗いに行っていましたが、水洗いで軽く落ちる汚れならウォータージャグで濯いで直ぐに使えますし、撤収時のペグやテーブル、椅子の脚裏の泥落としも水を使えるとグッと楽になります。
ウォータージャグの弱点である収納性と可搬性を伸縮可能な蛇腹形状で解決してくれていますし、ポリプロピレンなので軽いのも良いです。
開閉弁はプッシュ式ではなくレバー式なので、水の出しっぱなしが出来て手を洗うのにも便利です。
7.5ℓの容量があればデイキャンプならお釣りがくる感じです。



良いとこばかり書きましたが、欠点が無い訳ではありません。
まず見た目は可愛くは見えますがお洒落ではありません（折り畳み式ポリタンクよりは見栄えしますが）し、価格相応の安っぽい質感はどうにもなりません。
仕舞うときに蛇腹の内側に水滴が残り乾きにくいので、干して乾かすか拭き取るかしないと衛生面に問題が発生しそうです。
台座が付属していますが、地面に置いて使うには高さが足りず使い勝手が良いとは思えません。
上蓋の剛性に問題があるのか一杯に水を入れて取っ手を持つと破損の危険性を感じ（実際耐えられるかは試していませんが）、万が一を考えて底を持って運んでます。
それぞれのパーツも耐久性に不安がありますが、価格面からこの商品自体を消耗品と考えれば納得できます。


最初はウォータージャグの必要性に対し否定的でしたが、ウォータージャグがあると間違いなくキャンプの快適さが一段上がります。
飲料用に使うのであればSTANLEYやiglooのハードウォータージャグの方が保冷力や衛生面で格段に性能が良いですが、手洗いや食器の濯ぎぐらいなら価格と収納で優るBUNDOK ジャバラウォータージャグ ブルー 7.5ℓでも十分ではないでしょうか。

今後、我が家のキャンプスタイルにウォータージャグが欠かせない存在となったら、グレードアップされることもあるかも知れません。

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