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リフレーミングで過去を書き換える?

 

今日は、リフレーミングについてお話しましょう。

 

殆どの人は、今より良い人生を送りたいと思っていると思いますが、

欲しいものを引き寄せて、幸せになる方法は意外とシンプルかも知れません。

 

シンプルだけど自分を変容させるためにものすごく影響力がある方法、

その方法とは、見方を変える、視点を変える、意識して言葉を変える、

「リフレーミング」

という方法です。

 

リフレーミングとは?

 

リフレーミングとは、フレームを変える枠組みを変えると直訳されますが、

ある出来事の見方を変えることで、その意味を変化させて、気分や感情を

変えることです。

 

視点を変えて物事を見る具体的な例として、

  • 大人しい ⇒ 落ち着きがある
  • 優柔不断 ⇒ 柔軟性がある
  • 話し下手 ⇒ 聞き上手
  • ネガティブ ⇒ 慎重に取り組む
  • 自信がない ⇒ 人の意見を尊重できる
  • 太っている ⇒ ドッシリしている

などなど、

どんな物事でも見方を変えると、必ず前向きな面を発見できるはずです。

 

言葉は、自己の潜在意識に大きな影響を与えます!

 

挫折しそうになったときや、自信を無くしたときに、

「やっぱり、自分はダメな奴だ。」

という言葉を口癖にするのか、

「今回はよい勉強になったな」

「少しだけスキルアップしたな」

など、

口癖を少し変える(リフレームする)だけで、潜在意識へのインプットが変わります。

 

天才発明家のトーマス・エジソンは、電球を発明するのに1万回も失敗して、

「失敗ではない。うまくいかない方法を1万通り発明しただけだ」

といったそうです。

 

Dyson社のジェームス・ダイソン氏は、掃除機の試作機を約5126台つくり

破産直前までいったところから挽回して、2016年度には25億ポンドの

売り上げを達成しました。

 

シルベスター・スタローンは後に、映画「ロッキー」となる彼の台本と

彼自身を売ろうとして、1500回も断られたそうです。

 

ケンタッキー・フライドチキンの

カーネル・サンダースは65歳で年金生活を捨てて事業を興し、

チキンのレシピをフランチャイズ展開するために、全米を営業するが、

1009回も断られたそうです。

 

この世に失敗というものはないのです。

すべては成功のための1セットのプロセスなのです。

 

成功するまで継続するか、失敗した、といって途中で辞めるかは

自分次第なのです!

 

内容のリフレーミングとは?

 

過去の失敗などを引きずり、落ち込んでなかなか抜け出せない、

こんな時に、リフレーミングのテクニックは効果を発揮します。

 

例えばリストラなどにあって落ち込んでいる時に

 

「自分の本当にやりたい仕事を見つける良い機会だ!」

「嫌な上司や人間関係から解放される良い機会だ!」

「新たな人生のスタートを切る良い機会だ!」

 

状況に肯定的な意味をつける

「内容のリフレーミング」

を行います。

 

状況のリフレーミングとは?

 

また、部下の配置転換などを考える際に、その部下が神経質で細かい人であれば、

一緒にいると疲れるかも知れません。

 

しかし、精密さが要求されるプログラムの仕事や

ミスが許されない経理の仕事など、役に立つ状況を考えます。

 

このような状況を組み直すこと

「状況のリフレーミング」

と言います。

 

コップに水が半分入っている事実に対して、

「もう水が半分しかない」

と解釈する人もいれば、

「まだ水が半分も残っている」

と解釈する人もいます。

 

また、財布にお金が1万円入っている事実に対して、

「もう財布にお金が1万円しかない」

と解釈する人もいれば、

「まだ財布にお金が1万円もある」

と解釈する人もいます。

 

一つの事実に、解釈は無限に存在します。

 

すべての物事には表と裏があり、良い方にも、悪い方にも

解釈することができます。

 

事実には無限の解釈があり、見方を変えるだけで、過去の苦い経験も

武勇伝として書き変えることができます!

 

目の前の事実に意味はなく、

その人が目の前の状況を、どの様に解釈するかで、人生の質が決まるのです!

 

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