Primeホイール BlackEdition 38というカーボンホイールを購入しました。
Primeホイールってなに?
ロードバイク乗ってる方での認知は随分上がってるので説明不要な感はありますが
大手海外通販サイトのCRCとwiggleで発売されている、オリジナルブランド品、所謂PBですね。
有名ホイールメーカーのカーボンホイールが海外通販で15万~以上というところを
殆どのカーボンホイールが8万円以下で買えるという驚異のお値段で買え、
しかも使用感も悪くないという評判のホイールです。
製造地は公開されてませんが恐らく中国では?という見方は多いようです。
大手通販サイトが手掛けるだけあって品質も良さそうです。
種類は何があるの?
アルミホイールとカーボンホイール、後はハンドルやステムも出ています。
恐らく購入候補にあがるのはカーボンホイールの方が殆どだと思います。
ホイールは大きくまずリムブレーキホイール用とディスクブレーキホイール用に分かれます。
次にグレードが2種類あります。RRシリーズとBlackEditionです。
BlackEditionはクリンチャーモデルだけではなく、チューブラーモデルも存在します。
クリンチャーモデルはチューブレス運用も可能。
ハイトは28mm~85mmがリリースされています。
RRシリーズとBlackEdition違いって?
リム素材は同じカーボンT700UDを使用しています。
主な違いはハブとスポークが違います.
・RRシリーズ
ハブ R020
スポーク Pillar PDB 1415 ダブルバテッド(Jベンドスポーク)
一部モデルでリム幅が17C存在する。
・BlackEdition
ハブ R010
スポーク DT Swissストレートプルスポーク(ストレートスポーク)
リム幅19Cのワイド
ハブに関してはR020もR010も日本製ベアリングを使用しているそうです。
購入~到着まで
レーゼロを持っていたのですが、トラブルにより後輪がオシャカとなり
ホイールがもう1セット欲しいと考えていました。
今使用しているVisionのトライマックス35は気に入っているのですが
ちょっと重めで速度が乗るまでちょっとかったるい時もあります。
25キロ超えてくると楽しいホイールなんですけどね。
ローラー号として活躍しているアレー君も走らせられるようにしたいし少し軽めの
ホイールが欲しいと思って居ました。
Zondaが35000円くらいで買える時もあるので、Zondaでもいいかな?とは思いつつ
PrimeホイールはPB品というのもあってか、度々セールが入り見るたびに無駄に50mmハイトのカーボンホイールも欲しいと思っていました。
特に最初に惹かれてたのがこれ
Prime - RR-50 SE カーボンクリンチャーホイールセット
50mmハイトでチューブとタイヤがついて51000円という安すぎるお値段。
ブラックフライデーの時は46000円まで下がりました。
チューブ・タイヤだけでも1万円はするもの、しかしブラックフライデーセールの時は
お金がなく購入を見送りました。
そして迎えた新年1発目!Primeホイール全品10%OFF!!!
前回セール対象にならなかったBlackEditionまでが10% OFF・・・・・
年末に断捨離がてらメルカリでちょっとずついらないものを売っていたりして
なんとか買えそうな感。
よーし、パパン カーボンホイール買っちゃうぞ!
候補は上記のRR-50SE、と以下の2点。
Prime - BlackEdition 50 カーボンホイールセット
Prime - BlackEdition 38 カーボンホイールセット
迷いに迷ってBlackEdition 38を購入しました。
BlackEdition38にした理由
- 今履いてる35mmハイトでも横風が強く吹くと割と怖い.
- 50mmハイトが活きてくるのは40キロオーバーだと言う、一瞬なら持っていけるけどその速度を維持できる脚は持ってない。
- 今履いているトライマックス35がカタログ値1640gに対してRR-50SEで約1600g程、BlackEdition50で1580g。せっかくカーボンを買おうというのなら少し軽いモデルが欲しい。BlackEdition 38はカタログ値1429gと1500gを切ってくる。
上記3点の理由でBlackEdition 38で決定!BlackEdition 50と38で値段が一緒というのもあって3日ほど悩みました。
ディープリムには何となく憧れがあるので、いつかBora One50かBora WTO60を買う事を目標として残そうという思いもあります。
到着日数
1月3日深夜にポチりました。到着が1/14日、イギリスからなので割と早かったと思います。
EMSの履歴を見るとこんな感じです。
到着!
消費税+通関料(200円)合計3100円を配達員さんに支払います。(現金のみ)
開梱~取付
早速、開梱します。
綺麗に納められています。
ブラックでカッコイイ!
トライマックス35と並べてみます。
ハイトが3mmしか違わないのでそんなにあまり違いはないですね。
スポークはトライマックス35のほうが太くて剛性はありそうです。
同梱物
クイック、補修用スポーク4本、カーボン用ブレーキシュー、チューブレスバルブ
10Sスペーサー、スポーク回し。充実してますね。
重量
まずはクイックから、前後で76g軽い!
フロントホイール 639.5g
リアホイール 827.5
前後合わせて、1467g
カタログ値がフロント 592g リア 837g 前後で1429g
フロントがちょっと重くてリアがちょっと軽いw
リムテープ入れての実測値なのでほぼほぼカタログ値に近い感じですね。
ついにで今まで使用していたVisionの実測値を
まずはクイック 前後で117g
フロントホイール 775g
リアホイール 930g
前後で1705g カタログ値が1640gなのでリムテープ分とみていいのかな?
クイックと前後ホイールで279gの軽量化に。
ハイトが3mm増えて太さもPrimeホイールはC19 カーボンしゅごい。
これは実走が楽しみです。
取付
これが
こうなった!
ブレーキ面まで黒くなったのでぐっと引き締まりましたね!
Visionのロゴやデザインも好きではあります。
ちなみに自分が購入した、次年度モデルからのARIAにはブレーキ面が黒いホイールに代わってたのでちょっと羨ましかったです。
車体重量も測ってみました。ライト、サイコン、テールランプ付きです。
ギリギリ8キロ切ったw なおツールボトルとサドルバックを付けるとこう
これでドリンク入れたボトル入れて9キロといったとこでしょうか。
そのうちステム、ハンドルを変えてもう少し軽量化できるといいかな?
タイヤは今まで使用していたGP4000SⅡ、スプロケは11-30Tにしました。
チューブはシュワベルのバルブ長60mmです。
取付にあたっての注意点
チューブレスレディのせいかタイヤがとてもハメ難いです。(タイヤハメるの苦手)
指だけで入れることができずに私はタイヤレバーで押し込んでチューブに穴開けましたw
出先でパンクした時の事を考えたらチューブレス運用が無難な気がします。
タイヤによってはすんなり入ったという話もあるのですが、ちょっと覚悟しとくといいと思います。
このホイールは17Cを超えて19Cという超ワイドリムです。
17Cホイール運用してる方はブレーキがあたると思うのでブレーキ調整がほぼ必須です。
ブレーキシューは薄目な気がします。ガンガン走る方はシューを同時購入するといいと思います。
ハブのスプロケ取付部分の精度がちょっときついのですんなり入らない場合があります。自分は1枚引っかかって少し強めに押したら入りました。
実走ファーストインプレッション
荒サイと入間CRをプラっと70キロ程走ってきました。
タイヤは、コンチネンタルGP4000SⅡ 前後6bar
比較対象はVision トライマックス35 かすかな記憶を頼りにレーゼロC17
- 0発進はさすがにトライマックス35より圧倒的に軽くなりましたが、レーゼロのようにビンビンとした加速ではないです。軽くなったのでここは狙い通り
- 0~25キロ加速 軽さを活かして加速してるというか気が付くと速度が出ている感じです。軽いホイールのせいか回すのは楽でした。
- 25~35キロ トライマックス35はヨッシャ!ブンブン回ってる!イクゼ!イクゼ!という感覚でしたが、クルクル回して静かにケイデンスで速度を乗せていく感じでした。レーゼロは30キロを超えてくるときつくなってきましたが35キロくらいまでは頑張れる気はします。
- 40キロ~ 自分の場合、1分維持できればマシなのでよく分かりません。
- 乗り心地は3ホイールとも変わらない気はしますが、感覚ではレーゼロが好きでしたね。
- ハブの回転は、トライマック35、レーゼロに比べるとちょっと劣ってるのは確かだと思います。足を止めると速度の落ちは早いかも?もう少し走れば変わるかもしれません。そのうちベアリングを変えてみたい感はあります。ラチェット音は静か目です。
- 土手の短い登りでしたが登りは楽になりました。トルクのかかりも好みです。
- 横風は似たようなハイトのトライマックス35のほうが風の逃がし方よいようです。軽くなったのとリムの形状の違いで横風の影響は受けやすい気はしました。
- とりあえず最寄りのストラバTT区間を自己ベスト更新して今年の1位を取りましたw KOMまであと10秒足りてないので微妙ですがトップ10に食い込めたのはうれしいです。あまり人が通らない区間なので場所は秘密ですw
まとめると、他の高級カーボンを知らない状態で言うのもあれなんですが、
自分くらいのちょっとしたロングライドイベントとか平坦も坂もどっちもそこそこなオールラウンダー的に使かいたいと思ってる人には良いホイールだと思います。
よくできたホイールだと思いつつも、有名メーカーは高いだけあってそれぞれ特徴もたせてよく研究されてるんだなというのは感じました。
結果としては見た目もカッコよくなり、カーボンのキューというブレーキ音でニヤニヤできたので大満足です。
近々、チューブレス化にチャレンジしてみたいので思うのでもう少し乗ったらまたインプレしてみたいと思います。
使っているスピードケイデンスセンサーはXOSSのやつです。小さくて便利ですね。