蛙の人狼日記

元るる鯖中期人狼王が書く何か

11A『黒進行FO論』はやめろ

はろー。お久しぶりです。絶賛生理中の蛙くんだよ。月末は毎月機嫌が悪いよ。意味もなくキレそう。まじ無理。

最近更新ずっとしてなかったのは、単純に忙しかったのとやる気が持たなかったっていう理由です。前回は「人狼文化論の続き書く~」とか予告してたけど、今回はそれじゃありません。それの続きはそのうちかく。

うだうだ書いても仕方ないんで早速本題いきます。

 

11A、FO論とは

『11Aで狂人が黒凸したときに、3d時点までに役がゲゲゲされてしまう確率が50%あるから、黒進行時は占霊FOしたほうが良い!』というおはなしです。

 

狂人が初日黒特攻した場合、

第一犠牲者(村人)+黒特攻された村人を除いて残りグレー数は
=村村村占霊狼狼

単純計算で、翌日までに真役職のいずれかが抜かれる確率は3/6=1/2ですね

 

こんなん流行るわけがない

こんなもん流行るわけがないです。流行らしてはいけません。はっきり言って弱いです。前段落の説明を読んで「確かに!11AはFOしたほうが強いな!」と思った人間はもうちょっと思考力を鍛えてください。

 

流行らない理由①:そもそも黒進行は「真占い師」を守る進行

そもそも黒進行って「真占い師が、すぐ噛まれてしまうこと」を防ぐため、狩人の護衛択を絞る目的のためにあるんですよ。だから「FO論」なんて、「初日に黒引いた真占い師」の立場からすれば「人外陣営に勝ち筋=自分を噛ませるチャンスを与える論理」でしかないんです。

→真が黒を引いて、黒進行FOしたとして「2-1」になったら、護衛先は基本的に霊能になりますよね。そこですぐ真が抜かれてしまうわけです。

 

もっと言えば、霊能護衛がほぼ確定するため、「FO論」は狂人黒凸の場合でも、真占い師が即抜きされるリスクが高まるわけです。安定護衛思考の強い狩人ならまあ霊能護衛しますよね。だってどっちの占い師が抜かれても最低限は戦えますから。

 

まあ、どう足掻いても「黒進行で全伏せ」してたほうがどんな状況の真占い師にとってもローリスクなんですよ

 

流行らない理由②:占い自体が抜かれる確率は1/6→低い

役抜け率が1/2って言いますけど、じゃあ「霊能」「狩人」が抜かれたらそんなに困るんですか?

 

霊能が抜かれた場合:翌日占いCOが2人以上いたら、「黒が吊れていない側の占い師」の目線を詰める→その後、占い決め打ちをすればいいだけ。そこまで痛手じゃない。

狩人が抜かれた場合:2-1になれば、まあ大抵「真占い師」が確定します。狂人が破綻します。占い情報は2つあるのがベースでしょう。最終日まで「占い師の玉情報」は残るはず。言うても痛手じゃない。

 

上記2つのリスク「初日FOにより、すぐに真占い師が噛まれてしまう」っていうリスクと比べると、上記2つの方がリスクがずっと軽いんですよね。この2つと比較すれば「FO進行は悪手」であると言えると思います。

 

一番最悪な「占いゲゲゲ」は1/6です。「霊能狩人」が抜かれるリスクと「占い」が抜かれるリスクを、ぜんぶ一緒くたにして「役欠けリスクは1/2だ!」とかいう論理を展開をしないで頂きたい。全然性質が違う・損失度合いが違う話すぎる。混同して話せるものじゃない。

 

占い抜かれるリスクが高いFO進行と、抜かれるリスクが低い全伏せ黒進行。あなたはどっちを選ぶんですか?そりゃあ後者でしょう。
だいたい「ゲゲゲ防止で出ました!」とか言ってる真占い師のこと、狩人が護衛する義理なんてありませんからね。よっぽどじゃなきゃ霊能護衛すると思いますよ。「FO論」自体が真占い師がやりたくない戦術ですから『ゲゲゲ防止できてよかったね!』とか言われて護衛外されますよ。

 

論理的思考力・批判的思考力を鍛えましょう

鍛えましょう。ちゃんと本質を見抜く力を鍛えてください。

なんでこんな詭弁まがいの「FO論」に騙されるひとがいるんですか?

特に批判的思考力を鍛えて。ほんとに。