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ソフトバンクG大幅赤字と、日経EPS急落の株高

 5月も後半に入り、2020年3月決算も終盤となっています。日々スタッフが書く動画ブログに対して、わたし岩本壮一郎の久々に文字ブログですが、ランキングがやばいことになっていました。

 注目されてた2021年3月期決算見通しですが、未定とする企業が続出し、EPSの算出基準上それらが0計上されるために、日経EPSはついに550円を割り込んできました・・・・ランキングで画像をチェック

 上記は、その日経EPSと日経平均チャートですが、見事に企業業績が落ちる中で、株価は当社の分析通り上昇をしています。1月、2月、3月の投資助言結果ページを見ての通り、日経平均が24000円に迫る勢いの時には、顧客に対し「主力株の空売り」で大きく利益を提供してきました、この3月の日経平均16358円レベルでは「主力株の買い」を大量に投入し、利益を出してきています。

 一方で、市場参加者の中には、企業の悪化する決算内容を目の前に、この大きな下げと上げの相場のうねりで利益を出せていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。もし、そのような方がいましたら、まずは投資手法そのものの見直しをすることを強くお勧めします。

 特に、ファンダメンタルやテクニカルを最重要視する投資家は、このような相場には乗ることができません。ここではっきり書きますが、株式市場は、ファンダメンタルやテクニカルでは勝ち続けることはできません。市場のお金の流れを見ることが最も需要なのです。

 ここで、今のわたしが感じているお金の流れを書きますと、いまだこの相場に、二番底が入るはずだとポジションをとっていない投資家がポジションをとり、さらにはこの中途半端な水準で空売りをしているトレーダーが大きく買い戻しをするまでは、強烈な上げ相場は続くことになるでしょう…ランキングで銘柄をチェック

 上記の表は、わたしのPCでまとめている投資主体別売買動向の表です。黄色の行をご覧ください。ご存じの通り、海外投資家の売りがずっと入っており、先物についても相当数の売りが積もっている状況です。これらの売り玉が、将来的に大量にいつ入ってくるのか、見ている一つのポイントです。

 そして、この要因となっているのは、世界の中央銀行による流動性の供給が要因であり、実体経済では、ひとつ前の記事でも書いたようにfedバブルと大不況が混在していくことになります。皮肉なことに、「あるポイントまで」この企業業績の悪化が株高となり、継続していくことになります。

 そして、次に注目するべきは、原油でしょう。先月の限月交代では前代未聞のマイナスとなったのですが、今月は先月と真逆に期先と期近の逆転が起こることを想定しておくべきでしょう。また、これらに絡む日本株のEB債で大きな利益をとるために、株式会社アイエルアイパートナーズ社に私募債組成情報を提供しました。

 最後に、ソフトバンクGの決算発表が話題になっています。その裏側で当社がとっている投資戦略について次の更新では紹介したいと思います…続きはランキングで

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