「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【教師の読書】『教師崩壊』から教師の仕事を考える。

『教師崩壊』を読んだ。

 

タイトルに惹かれた。

https://www.amazon.co.jp/教師崩壊-先生の数が足りない、質も危ない-PHP新書-妹尾-昌俊/dp/4569846858

 

教師として、大変気になるタイトルである

大事だと思ったのは次の3つ。


①子どもと向き合った結果、多忙になっている。
②勉強する教師としない教師の二極化が進んでいる。
③大事なものを見定める。

 

それぞれを見ていく。


①について。

全国の先生方への調査。

生徒指導や部活指導で
子どもと向き合った結果、
長時間労働になってしまっている。

50年前と比べて、事務作業は
変わっていない。

てっきり、事務作業の時間が
増えているのだと思っていたので、
驚きである。

②について。

このコロナ禍で感じていたことと同じ。

オンラインが進み、
研修も気軽に受けられるようになった。

しかし、一部の人だけが
盛り上がっているように感じる。

オンラインが得意な人は、
どんどん情報を得られるが、
そうでない人は厳しい。

コロナ禍で教員間の差が
さらに広がっていると感じる。

そこを若手による自主的な研修で
埋めていきたい。

③について。

大事な問題を見極める力をつけたい。

学校のダイエット化が大事。

自分ができることは、
まず授業の準備をしっかりすること。

空き時間を見つけて、
授業準備を徹底してやっていきたい。

教師として自分にできることをやっていく。