「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【教師の読書】2030年の世界を学ぶ。

『2030年の世界地図帳』を読んだ。

 

https://www.amazon.co.jp/2030年の世界地図帳-あたらしい経済とSDGs、未来への展望-落合-陽一/dp/4797399953/ref=tmm_hrd_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=1591414889&sr=8-1

 

学びは次の3つ。

 

①未来の可能性がないことも貧困の一つ。
②2030年以降は中国、アメリカ、インドの時代に。
③この本のデータの読み取りが授業で活用できる。

それぞれを見ていく。

①について。

貧困は、単に金銭を多く持たないことだけではない。
 
教育(就学年数、子どもの就学)
健康(子どもの死、栄養)
生活水準(電力、衛生、安全な飲料水、床、炊事用燃料、資産)
 
で貧困を考える。
 
たとえ現在の収入が少なくても、
未来には改善の可能性があるならば、
貧困ではないかもしれない。
 
今でなく、未来に向けて
希望を持てるような教育をしていきたい。


②について。
インドの成長ぶりが明確になった。
 
今の人口は若手層が多い。
2030年、2050年と人口が増え、
インドが世界トップになりうる。
 
人の多さは武器である。


③について。
たくさんのデータが出てくるから。
 
円グラフ、折れ線グラフ、棒グラフと
いろいろな種類のデータが登場している。
 
これを適切に読み取るだけでも、

生徒にとって学びになるのではないか。

 

現代社会と結びつけて
数学の授業でも活用したい。