「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【教師の読書】人の行動の原理を知る。

『図解モチベーション大百科』を読んだ。

 

https://www.amazon.co.jp/図解-モチベーション大百科-池田貴将/dp/4801400426

 

大事なことは次の3つ。

①ほめるときはその人の人柄をほめる。
②やりたいことは手順を減らし、やめたいことは手順を増やす。
③迷ったときはあえて大変な方を選ぶとよい。

それぞれの理由をみる。

①について。
実験の結果によると、

いいことをした子供に対して、

行動をほめるよりも

人柄をほめた方が、

その後の行動も変わっていった。

 

人を褒める場面は、

どんなときでもあるはず。

 

そのときに、人柄をほめていきたい。


②について。
24枚入りのクッキーを食べる実験。

剥き出しよりも、

小包装の方が、

完食まで時間がかかった。

すぐにやりたい仕事は、

目に見えるところに置いておくなど、

手順に対して工夫をしたい。



③について。
これは筆者の経験から。

 

あとで振り返ったときに、

「あの頃は大変だったけど、良い経験になったな」

と思える方が脳はより幸福を感じる。

 

自分もうまくいかなったこと、

それを少しずつ乗り越えたことの方が

よく覚えている。

 

何かに迷ったら、

大変な方にチャレンジしたい。