リンクの許可もらってないのですが、出典を記載することで、許してもらうことにして
(気が付かれて、問題あれば、ご連絡いただければすぐに修正いたします。)
やっと、以下のページの記載にたどりつきました。前の記事の内容と重ねて読むと
なんとなく理解できますが、要点を書いてみます。正しくは、元のページを参照ください。
<出典>
人工臓器43巻3号 2014年 163P
「植込み型デバイスの最近の進歩」
自治医科大学内科学講座循環器内科部門
横田彩子、今井靖
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsao/43/3/43_161/_pdf
長期にわたって、心室ペーシングを行うと、
心機能低下を起こし、心不全による入院、死亡のリスクが高くなる。
↓
房室ブロックの合併のない洞不全⇒心室ペーシグ最小化機能付きのデュアルチャンバーペースメーカーが好まれる
↓
Medtronic社 「MVP」 Sorin社 「Safe R」
⇒ 一定期間心室の自己脈が欠落すると、AAIモードからDDDモードに切り替わり、
一定時間経過すると、AAIモードに戻る。
SJM社 「VIP」 Boston Scientific社 「AAI with VVI backup」
⇒ AV delayを延長して、自己のQRSがでるように工夫
(心室ペーシングが脱落することがない)
↓
電池寿命 自己房室同期をできるだけ維持し、より低い心拍を許容することで、電気長持ち
心房細動 心室ペーシングの割合を少なくすることで、心房細動のリスクを低減
どの会社のにも、同じ目的の機能が搭載されているのですね。こういうのを今の使っている機種と比較すると
次回も早めの交換がいいのかな、と、また思ってしまったりします。
(どんどん、進歩してるんですね。でも、今回は総合的に回数増による感染症リスクとの
関係も考慮して、大きめ、寿命長持ちを選択しました。)
本当の詳細は、退院までに、メーカーさんに聞いて、また可能な範囲で、ここに書きたいと思います。