母親から虐待を受けた少女が、救われるまでの手記:中居宏美
父親の勤め先は刑務所で、母親は児童養護施設。
この書籍の随所に、母親が施設の子どもたちに性虐待をしていることを
自慢気に我が子に語って聞かせる。
「私が話しているのに、なに、その態度」と言って夫婦ゲンカ。
P41,42
女・女・男・男の4人の子どもを出産し、4人目が高齢出産(35歳?)のため
猫かわいがりをする。
P45、46おむつを換えながら、長女・次女を呼んで見せた行為。
施設の先生に教えてもらった、という。
性に対してあけっぴろげな女を気取るときがあるとかかれていました。
赤ちゃんの何も理解していない顔、ただされるがままに股間を広げて~
この書籍によると、
「中卒で働きなさい」といい不安を煽るやり方は、施設での常套句だそうだ。
身寄りのない子どもたちが施設を出て、一人で生きていかねばならない。
施設職員は子どもたちを管理するために、
心細い・不安だという心理を利用するらしい。
長女も高校に行かせてもらえないのだろうかと思っている。
「親がかわいいと思う子子供をかわいがる。それのどこが悪いの?」
P69
姉妹間差別の格差が激しい
P73
虐待する親を罵ることに懸命で「あほが考えもなしに子供なんか産むからや~
P80
児童相談所に相談すればよかったのに、というが
この子の母親が施設職員だ。
本書は、職員が我が子を虐待していていくさまを
「母に愛されたかった」と長々綴ったものです。
高校生になって友人の家で夕食に誘われる。
世間の家族と自分の家とでは、全然違った。
お化粧をしている他所の家の母親を貶しているが、
本当は普通の人だった。
なぜ母が嫌っていたのかわからない。
高校、大学へと順調に進学。
大学時代の話はほぼエロ。ストーカーまがいのことをされて、災難にあっている。
P164~165に、母の素晴らしき幼少期がかたられている。
非常に頭がよく、勉強ができ”神童”と呼ばれていた。
大学を出て教員になりたかった、と。
母に認められたい、愛されたい。そのために教師になった。
教師になったら、母は手のひらをかえした。
東京には保証人不要物件がたくさんあった。
P190~社会人になってからのお話。
ある日、母から手紙が届く。
P193に内容が書かれている。
P194~196までが母と電話のやりとり。
いびつさ・違和感は見たらわかる。
教師を退職し、会社員になる。
P206~
「毒になる親」を見つける
P221~
本人曰く、(「毒に~」の通りではないが)母あての手紙を書く。
内容はP226~231に書かれています。
これは参考になる、面白いと思った。
「不幸にする親」では、対決をしなくてよいと書かれてるんですよ。
母からの手紙
内容はP237~239に書かれています。
これは著者:中居宏美の体験談を書籍にしたもののようです。
29歳で結婚して、配偶者に母からの手紙をみせて
納得のいく一言をもらってお終いなんですが、
その後の結婚生活までは書かれてないんですよね。
あとがきで書かれていた、親と絶縁するのに大切なことを紹介します。
・貯金すること
・家を出ること
・仕事を持つこと
・親と”対決”すること
・結婚すること
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わたしがこの書籍を読んだのは、同年代、公務員、子沢山、兄弟間差別、
性虐待、児童相談所に逃げても地獄の場合があること、病院に連れて行かない、
金食い虫と言われ、中卒で働け・出ていけ、出ていこうとしたら世間体が悪いといって邪魔をする。
母の過去の美化しすぎな話とか、「毒親持ち」はあるあるですね!
それに気づかない自分を責めるところとか。
回復してない人が読むとフラッシュバック起こすかもしれない。
身に覚えのない人は、「親を悪く言うなんて」こんなの信じられない!
もしくは「あなたもいい加減、大人なんだから」と言うだろう。
読んでいて面白いものではない。
ただ、小児性愛は実存するし、公務員はそれだけで信用される。
共通項がありすぎで、Pで何ページかをピックアップしてます。
性的な部分は、わたしとは考え方が違う。
また、あとがきの”対決”と結婚も、わたしと考え方が違う。
認知のズレが生きにくくなる理由だったんだな~って20代で
気づけてよかったね。
こうかくと「自分のほうが」、「世界には~」と言い出す人がでてきます。
比べたりマウントポジションとったりする必要はありません。
くだらないこと考える暇を与えないのが、自分の心を取り戻す第一歩になります。
「あんた名義の通帳あるから、取りに来なさい」と言われる可能性もあるんで、
この本を読んで、このケースはこうなんだと学べたことがありました。
体験談は、生活の知恵として役立つこともあります。
ぜひぜひ、書籍、読んでみてください。