未経験でも介護転職で採用される志望動機のポイントは明確に伝えること

志望動機って考えるのが難しいですよね?

志望動機は、退職理由、自己アピールと並び転職で聞かれる3大質問のひとつ。

しかも、他の2つが過去のあなたなのに対し、志望動機は将来のあなたをアピールしなければならないため難易度はMAX。

私も志望動機が思い浮かばず徹夜したこともありますが、早い話、これまでの経験をアピールしつつ、求められている人物像になり切るのがベストな方法です。

目次

介護未経験者が転職で志望動機を伝える際のポイント

採用された人に共通しているのは、「思い」が伝わるアピールをちゃんと心掛けているってこと。

介護職を目指したキッカケや理由を言葉し、まとめる作業が大変ですが、私たち採用担当者は、志望動機から、転職者の仕事に対する姿勢、関心・思いをうかがい知ることができる重要な質問。

私たちの視点を意識してもらえれば分かりますが、「とにかく介護職に就きたいから内定をくれるなら働く場所はどこでもいい」って転職者に興味は湧きませんよね?

どうしても応募先で働きたい強い思いが伝われば、採用されたも同然です。

自分の経験や強みを整理

経験がある職種に転職する場合でも、未経験の職種に転職する場合でも自分の経験や強みを活かすアピールは必要ですが、中には、初心に戻って出直す覚悟と自分の人生をリセットしたがる人が絶えません。

他にも、「私は世話好きだ」とか「人と接するのが好き」とアピールする人がいますが、その性格が客観的にどう介護職に役立つのか?アピールする必要がありますよね?

この人に入職して欲しいと思わせたいのであれば、「自分の○○な経験は御社の□□なところに活かせます!」ぐらい具体的に語らなければ印象に残りません。

物語を語る場合、必ず起・承・転・結パートがあるので、それを意識するだけでも印象に残せます。

望まれる人物像を演じる裏技

望まれる理想の人物であれば、採用される確率はグッと上がります。

募集要項を読めば、

  • 仲間と協力して仕事を進められる人
  • 責任感がある人
  • 仕事を通じて成長できる人

の人物像が描かれていますし、介護職で要求される人物像はだいたい決まっているので、演じるにはちょうどいい。

他にも、施設のホームページを見れば雰囲気をイメージしやすいのではないでしょうか?

思いを明確に伝える

曖昧な言葉ではなく明確に思いを宣言し、この人と一緒に働いてみたいと思わせることが最大のポイントです。

1.なぜ介護職なのかを明確に語る

まずは、何故介護職を目指したのかキッカケを明確にする必要がありますよね?

「身内の介護を体験して興味が持てた」とか、「ボランティア活動に参加して重要性を実感した」具体的なストーリーがあれば物語としては最高ですが、なければわざわざウソをつく必要はありません。

2.なぜ応募先なのかを明確に語る

なぜ介護職を目指したのか以上に重要なのが、なぜ(他の大多数の施設ではなく)うちの施設に応募してきたのかです。

この質問に明確に答えられれば、他の質問で失敗しても一発逆転できる質問として知られていますが、なかなかどうして上手く答えるのは難しい。

面接は、お見合いや恋愛に例えられることが多く、初めて会う女性(または男性)に「私は○○な理由であなたの△△なところが好き」って明確に答える難易度の高いものです。

施設が独自に取り組んでいることに惹かれたことにすれば、手っ取り早いですが、下手すれば「御社の理念に共感した」系になるので注意が必要です。

3.今後どうなりたいのかを明確にする

最大の難関は未来のあなた像を明確に語ること。

採用担当者の視点を意識すれば分かることですが、この未経験者を採用することでうちの施設にどんなメリットがあるのか?私たちは考えます。

ですから、あなた達は入職してからの自分の将来像、目標、熱意とヤル気をアピールする必要があるのです。

「資格を取って○○職にスキルアップし御社に貢献する」系のアピールは手っ取り早くもはや定番ですよね?

なぜ応募先なのかを明確に答えられれば、

介護未経験者が転職で志望動機を伝える際のアピール例

未経験で転職する場合、望まれるのは前職で培った経験やスキルを介護の現場にどう活かすか?アピールすることです。

あなたたちの先輩も未経験で転職する際、同じように悩み様々なアピールを工夫しています。

当サイトで扱っている体験談の中から、みなさんがイメージしやすいようにいくつか紹介しておきますね。

採用側の視点を意識した

建築業界から介護職になった30代のケース

名前:山田(男)
前職:建築会社の人事担当

志望動機:

  • 変に自分を飾るのではなく素の自分、笑顔をアピール
  • 男性が足りていないことを予測して体力があるとアピール

採用後の前向きなイメージを伝えた

家電量販店店員から介護職になった10代のケース

名前:ひでじろう(男)
前職:大型家電店員

志望動機:

  • 仕事を続けながら勉強することでステップアップし貢献する
  • 利用者の在宅復帰に貢献する

一緒に働きたいと思ってもらえるよう努力

鍼灸院助手から介護職になった20代のケース

名前:ミホ(女)
前職:鍼灸院助手

志望動機:

  • ご高齢者から何かを得たい前向きな気持ち
  • 介護の仕事は初めてで不安と正直な気持ち
  • 相手の気持ちを理解してベストな解決法を模索する

転職で志望動機を伝え落とされるダメパターンはこれ

介護職に就きたい強い「思い」があるなら、未経験でも割と採用されてしまうのがこの業界。

しかしだからと言って、考えずに何でもかんでもアピールすれば良いってものじゃありません。

前職で得た経験やスキルはどんなものでも活かせるのが介護職の良いところ、少しでも介護職で役に立ちそうなエピソードを交えながらアピールするのが基本です。

でも、なかなか面接に進めない人は、志望動機が思い浮かばず

  • 人の役に立ちたかった
  • 御社の理念に共感した
  • やりがいのある仕事に就きたい

ってあいまいなNGワードを書いている可能性があります。

こういう使い古された、ありきたりな志望動機しか思い浮かばない人は、他でも同じセリフを使っている人物として悪い印象を与えているのです。

あいまいな表現

志望動機が思い浮かばなかった人は、曖昧な表現を多用する傾向にあります。

例えば

  • ヤル気は人一倍ある
  • 若い人より体力に自信がある
  • 責任感がある

の主観的な志望動機を伝えているようでは、永遠に書類選考することはないでしょうね。

他にも、介護施設であれば少なからず社会貢献、地域貢献してる妥当と踏んで

  • 将来性に惹かれた
  • 理念に共感した
  • 社会貢献度に感動した

共感した、感動したを連発する転職者は注意ですぞ?

待遇に惹かれた

年収、給料、ボーナス、福利厚生が良さそうだった系の志望動機もNGですね。

この手の転職者は、「他に良いところが見つかったらすぐ転職してしまう人物」とレッテルを貼られます。

他にも、地域に貢献したかった、近所だったからも、マイナスなイメージしか伝わってきません。

気を付けてください。

人間関係に失敗した

ホンネの退職理由は、人間関係か待遇への不満の2通りしかありません。

がしかし、転職活動でホンネを語っちゃう人は、「どうせうちに入社しても同じ理由で辞める人物」とみられます。

  • 上司と折り合いが付かなかった
  • 正当な評価を受けられなかった
  • 同僚とそりが合わなかった

ってアピールする人は、他責傾向にある人物と見られてもおかしくありませんね。

介護未経験者が志望動機を伝える際のポイントまとめ

最後に要点をまとめておきます。

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