とても大切な感情が3つあります。
この3つの感情は自然にしてると、あまり感じられません。
ですが、人間のみに与えられたギフトのような感情です。
他の動物も感じるでしょうが、意図的に感じることができるのは人間だけでしょう。
その感情とは、感謝、思いやり、ワクワクです。
感謝は過去や現在を振り返り、与えられたものに気づき、それを高く評価するプロセスです。
感謝をすると、既に多くのものを与えられていることに気づきます。
また感謝はあらゆるネガティブな感情の解毒剤でもあります。
ネガティブな感情の多くは不平不満から生まれるからです。
思いやりは他者の苦しみがなくなり幸福になることを願います。
この感情は他者の苦しみや幸福を想像して、共感することから生まれます。
仏教僧を対象とした研究では、深い思いやりの状態にある僧の脳は、至福をはるかに超えるレベルの幸福を示していました。
思いやりは単なる共感と異なり、消耗することがありません。
いったん苦しみを引き受けた上で、その苦しみを癒すからです。
思いやりはまた、人間関係において、他者とのつながりと絆を感じさせてくれるものです。
思いやりの感情を育てることは人間関係を大きく改善してくれます。
ワクワクは人生は生きるに値するものだと実感させてくれます。
明るい未来を思い描くところから生まれます。
ワクワクしている時、僕たちの脳の生産性は最高に高まり、インスピレーションが湧いてきます。
結果的に望む結果を手に入れる確率が飛躍的に高まります。
やりたいこと、手に入れたいものについて、たくさん考える時間を取りましょう。
ワクワクする予定をスケジュールに入れていきましょう。
感謝と思いやりとワクワクという3つの感情を育てていきましょう。
良い感情を意図的に感じ、育てることができる能力は人間にだけ与えられたものです。
それは脳の形ですらも変えることができます。
3つの感情を育てていけば、より幸福を感じやすくなり、生産的になっていくことを実感するでしょう。