F1山田さん

詳しくないけどF1好き。キミ・ライコネン、角田裕毅を応援。そのほか雑記もいろいろ書いてるブログです。

角田裕毅【F1】

こんにちは。今回はアルファタウリ・ホンダの2018年マシンでF1初テストを行った角田裕毅について取り上げていきます。

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とはいえ、私自身ミーハーF1好きなので、彼のことを「速そうな日本人出てきたな」と思いながらも、あまり真剣にF2をフォローしていませんでした。(なんのためのDAZNなのだ?)

2020年シーズンも終盤に差し掛かり、いよいよF1が見えてきたこのタイミングで、今一度しっかり勉強していきます。

2020年F2ランキング(11/4時点)

  1. ミック・シューマッハ 191pt
  2. カラム・アイロット  169pt
  3. 角田 裕毅        147pt

度々ポールポジション取って、優勝もしていたのでランキング3位という好位置も頷けます。

しかもF2参戦初年度というのがすごい。

カーリンが良いチームというのは何となく分かるけど、角田同様レッドブル育成で、F1を目指すチームメイトのダルバラ(15位 36pt)に大きく水を開けているわけだから、控えめに言っても「角田裕毅は速い」といえます。

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スーパーライセンス獲得条件

ややこしくて今まで敬遠してきたスーパーライセンスポイントを嫌々調べてみました。

今年はコロナウイルスの影響で条件が緩和されているようなので、どのようになっているのか確認していきます。

従来の主なスーパーライセンス獲得条件:

  • 現行F1マシンでの走行経験が300km以上
  • 直近3年間(2018年〜2020年)で、合計40ポイント以上のスーパーライセンスポイントを獲得

今年の特別条件:

  • 現行F1マシンでの走行経験が300km以上
  • 直近4年間(2017年〜2020年)のうち高い方から3年分で、合計40ポイント以上のスーパーライセンスポイントを獲得

細かい条件は省きましたが、こんな感じに緩和されたみたいです。

これを角田裕毅に当てはめると…

従来のスーパーライセンスポイント:

2018年 FIA-F4チャンピオン(12ポイント)

2019年 FIA-F3ランキング 9位(2ポイント)

計14ポイント

スーパーライセンス獲得条件】

2020年 F2でランキング4位(30ポイント)

これが…

特別条件下でのスーパーライセンスポイント:

2017年 FIA-F4ランキング3位(7ポイント)

2018年 FIA-F4チャンピオン(12ポイント)

2019年 FIA-F3ランキング 9位(2ポイント)

計19ポイント

スーパーライセンス獲得条件】

2020年 F2でランキング4位(30ポイント)

または

2020年 F2でランキング5位(20ポイント)+ F1フリー走行出走(1ポイント)

となるようです。(違ってたらごめんなさい)

つまり特例下では、F1フリー走行に1度出れば今年のF2ランキング5位でもいいよ、ということです。やっと少し理解できました。

まあでも、こないだのニュルブルクリンクのように、何らかの要因で走れないこともあり得るわけだから、従来どおりランキング4位以内に入るのが望ましいですね。

レッドブル系のF1シート事情

いくら角田君がスーパーライセンスポイントを確保しても、肝心のF1シートが空かないことには話になりません。

いろいろと噂されていますが、現状をもう一度整理します。

レッドブル

【確定】マックス・フェルスタッペン

【候補1】アレクサンダー・アルボン

◯:マネー ✖️:とにかく遅い

【候補2】ニコ・ヒュルケンベルグ

◯:フェルスタッペン親子 ✖️:ノーマネー

【候補3】セルジオ・ペレス

◯:マネー&実績 ✖️:折り合い

フェルスタッペン親子がヒュルケンベルグを希望しているようなので、アルボン残留はますます厳しい流れか。チームは最終戦終了まで判断を保留するとのことですが、アルボン放出となると角田君にも影響出てくるかもしれません。

アルファタウリ

【確定】ピエール・ガスリー

【候補1】ダニール・クビアト

◯:特になし ✖️:ガスリーに完敗

【候補2】角田 裕毅

◯:育成最上位  ✖️:ホンダF1撤退

【候補3】アレクサンダー・アルボン

◯:マネー&古巣経験 ✖️:角田 裕毅

で、アルファタウリの方は、クビアトさんが既に放出確定しているような扱いで可哀想な状況。フェラーリの開発ドライバー続けてい方が幸せだったかも。

チーム側の発言から、角田君にかなりチャンスありそうな雰囲気ですが、昨年のガスリーの例もあるので、アルボンがアルファタウリへ復帰という線も捨てきれないわけで、正式決定までは見守るしかありませんね。

F1初テスト

冒頭でも書いたとおり、11/4にイモラでF1初テストを行なっています。

最初はハーフウェットの難しいコンディションだったみたいですが、無事に午前・午後のプログラムを完了。合計352kmを走破したとのことです。壊さず走りきる。これまず大事。

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フランツ・トスト(アルファタウリ代表)

「ここイモラで角田裕毅の非常に実りある最初のテストを行い、352kmを走ることができた。午前中は路面が少し濡れていたので、フルウェットタイヤでスタートした。それでもユウキはすぐにマシンに慣れたので、ドライタイヤに交換すると、すぐにラップタイムを短縮したので、とても感心した。昼食後、新しいタイヤセットでテストを続けたところ、彼はさらにタイムを短縮し、1周ごとにマシンの感触がよくなっていることを示した。ユウキは、マシンの挙動について貴重な技術的フィードバックをくれた。それは我々の期待していたことと一致した。最後の走行では、レースシミュレーションを行ったが、非常に一貫性があったので、これは彼がすべてをコントロールしているという明らかな証拠だ。スクーデリア・アルファタウリの若手ドライバーテストをする次のテストを楽しみにしている。」

トストさんのコメントも前向きでいい感じ。

F1フリー走行で早くみてみたい。


Yuki Tsunoda testing the AlphaTauri F1 Car for the First-Time at Imola

まとめ

ここまでF1を目指す角田裕毅の現状について書いてみました。

私自身まったくの勉強不足で、もっとフォローしていく必要がありますが、まとめるとこんな感じかと。

F2も残り2ラウンド4レース、ランキング4位以上をキープして久々の日本人F1参戦を実現して頂きたい。がんばって。

fumi2020.hatenablog.com

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