角田裕毅に試練。ナイスリカバリーのレース1、最悪の展開となったレース2
こんにちは。F2に関してはハイライト視聴でざっくりフォローしていたのですが、バーレーンGPはフル視聴しました。
いやぁ面白かったですね。レース1は。
2021年アルファタウリ・ホンダからF1昇格をかける角田裕毅を中心に、残り2戦(4レース)フォローしていきます。
2020年F2バーレーンGPを振り返る
レース1
予選でスピンしてまさかの最後尾スタート。
さすがの角田裕毅も人の子。万事休すかと思いましたが、決勝でのリカバリーは見事でしたね。
こういう「非常事態」の場合、スタートで無理してドーンしたり、追い抜きを急いでタイヤ壊したりするドライバーを多々見かけるものですが、角田君はじつに落ち着いていました。
ハードタイヤを労りながら全車最多の19周を走破。終盤はフレッシュなミディアムタイヤを活かしてのオーバーテイク連発で6位フィニッシュ。完璧なリカバリーです。
とりわけ大きかったのが、入賞者内での最速ラップ記録。これで貴重な2ポイント獲得したわけで、最終的にこれが効いてくると信じています。
正直カーリンというチームが、そしてマシンが、どれほどの戦闘力があるのかよく理解していませんが(ごめんなさい)、戦略もレース運びも置かれてる状況下でベストだったようにみえます。
レース全体もいい意味でわちゃわちゃしていてとても楽しかった。レース1は。
バーレーンGP レース1
1. F・ドルゴヴィッチ
2. C・アイロット
3. J・ダルバラ
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6. 角田 裕毅
■ポイントランキング(レース1終了時点)
- 203p M・シューマッハ
- 191p C・アイロット
- 157p 角田裕毅
- 150p N・マゼピン
- 145p C・ルンガー
- 144p R・シュワルツマン
レース2
いい感じでリカバリーした後のレース2。
マルコちゃんから「勝ってね♡」と熱いコメントを頂いたようで気合が入るところです。
3番手から蹴り出し良くトップを狙った角田君、ターン1で一瞬アームストロングに追突されたようにみえたけど、その後しばらく前方のシュワルツマンを追い回す。よかった無事か、と安心した直後…
パンクチャーを訴えてスローダウン
あ゛ーーやっぱりやられてんじゃん。
追突すんなよピー(放送禁止用語)野郎が!
ヘタクソ!w
あまり憶測で書くのは良くない、むしろダメだと決めてるのですが、本音で書かせてください。
アームストロングのチームメイトがルンガーって最高に香ばしくないかい?
まあまあワザと当てたとまでは思いたくないけど、絶対に譲りたくないという強い気持ちで挑んでいたのは確かではないでしょうか。
とにもかくにも厳しい場面でした。
やっぱりレース2もわちゃわちゃしてセーフティーカーまで出たけど、角田君にとって何の手助けにもならず。万事休す。
それどころかポイント争うライバル達が軒並み上位フィニッシュする最悪の結果でした。
これはなかなかの試練ですね。。
角田裕毅
「パンクを喫したあとはタイヤを交換してセーフティカーが出ることを願いましたが出ず、運の無いレースでした。(ターン1で)スペースは少なからず空けていたんで、それでもぶつかるということは向こうが止まり切れていなかったことになりますが、僕も次のターン4でシュワルツマンを抜こうと立ち上がり重視でタイトなライン取りをしたところもあるので、長い目でレースを見て安全策でいくならもう少しインを空けておけば良かったと思います」
バーレーンGP レース2
1. R・シュワルツマン
2. N・マゼピン
3. L・デレトラズ
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15. 角田 裕毅
■ポイントランキング(レース2終了時点)
- 205p M・シューマッハ
- 191p C・アイロット
- 162p N・マゼピン
- 159p R・シュワルツマン
- 157p 角田裕毅
- 149p C・ルンガー
まとめ
レース1は予選での失敗を見事リカバリーして、ポテンシャルの高さを発揮した角田君でしたが、レース2は厳しい結果となりました。
もう終わったことは仕方がないとして、来週の残り2レースに向けて切り替えていくしかありませんね。F1で通用するためには、これくらいのハードルは軽く超えてほしいという気持ちです。応援します。