パパの離乳食ブログ

パパが離乳食を作ってもいいじゃない

家事としての料理を考えてみる

2020-01-24 08:12:20 | 日々のこと。
こんにちは。

人によって家事の大変さの順序は異なると思いますが、
僕は個人的に、料理がもっとも大変な家事だと思っています。

離乳食の話をする前に、なぜ料理という家事が
他の家事に比べて大変なのか考えてみましょう。


個人的に、その理由は大きく2つあると思っています。


1つ目は、実は作る以外の工程がしんどいこと。

2つ目は、自分で時間をコントロールできないこと。


まず、1つ目から考えていきましょう。

普段料理をしない人がたまに料理をする場合、作りたいものを決め、
レシピを見て、それに合わせて材料を買い、レシピ通りに作って終わりだと思います。
ここにしんどい作業は出てきません。しかも一回きり。

レシピ決定(作りたいもの)

材料購入

調理


ところが、毎日料理を作る場合はどうでしょう。


在庫確認(冷蔵庫チェック)

レシピ決定(古い食材から使いきりたい)

材料購入(不足分、なるべく安く日持ちさせたい)

調理(家族の味の好みに合わせて調整)

在庫確認(冷蔵庫チェック)

レシピ決定(古い食材から使いきりたい)




永遠に続く

一回の食事だけで見ると工程が1つ増えるだけなのですが、
同じ工程でも、実は()の中があることが、とても重要です。
この()の存在が「自分の好きな料理が出来るわけではない」状態を生み出します。

つまり毎日料理を続けることは、常に一定の制約条件の中で作業しているということになります。

そしてこれがエンドレスに毎日続くというのが更にポイントで、
そうなるとレシピが枯渇してくるわ、冷蔵庫チェックを忘れる日もあるわ、あれ食べたいこれ嫌だと言われる日もあるわで、
その制約条件が日によって厳しくなったり変化したりする訳です。
(もちろん、逆に緩くなる日もあります)

仕事に置き換えてみると、これがいかにストレスな状態か想像できると思います。


僕は料理が大好きです。
レシピをあれこれ考える時間も含めて、大好きです。
それもまた料理の一部であり醍醐味だと思っています。

でもそれは時に足かせになります。
裏を返すと、考える行為が辛い状態では、料理という家事は一気に滞るのです。

料理は、実は考える行為が起点となっている家事であり、
これが、考える比重よりルーチンワークとしての比重の方が大きい掃除や洗濯との、大きな違いであると思っています。


たまにしか料理を作らない人には、この風景が見えていません。
自分がたまに作るときの作業を、1日3回繰り返しているものだと思っています。

毎日料理をする場合は、前提となる制約条件が常に発生していて、且つそれが厳しくなったり変わったりする。

もし料理をしない男性がこれを読んでいるとしたら、
是非このことを覚えておいて欲しいと思います。



パパの離乳食ブログ、はじめます

2020-01-23 00:18:03 | 日々のこと。
はじめまして。

僕は41歳で結婚2年目、1児の父です。
子供は1歳5ヶ月の男の子です。

なんで突然ブログを書こうと思ったかというと、
我が家では僕が離乳食を担当しているからです。


息子が産まれてからずっと、外食は除いて、
パパである僕がすべての離乳食を作ってきました。

ちなみに僕は料理人でも何でもなく、趣味でただ単に料理が大好きで、
それゆえ結婚して家事分担で料理担当になりました。

妻も産休・育休を経てフルタイム勤務をしているので、
家事は分担しなければなりません。

その代わり、掃除・洗濯と猫の世話はすべて任せていて、
平日も仕事で遅くなる日もあるので
保育園のお迎え~食事~お風呂~寝かしつけは
週に3日は完全に妻にお願いしています。

僕は料理のすべてと保育園の送りをメインに、
早く帰れる日はお風呂と寝かしつけ、あとお風呂掃除も担当ですね。
休日の朝は妻にゆっくり寝てもらって、
早起きする息子の相手をしていたりもします。

今のところ、こんな感じで毎日を回しています。


離乳食に限らずですが、毎日料理を作るという行為は
世の男性諸君が思っている以上に負荷でして、
料理が大好きな僕でも時々嫌になる日があります。

そして離乳食を作るという行為は、そこに更に
責任というとてつもない重みが加わり、
一方で子供が離乳食に食い付いた時の格別な幸福感を味わえ、
一喜一憂しながら見えない道を歩いている感じです。

なんかこの貴重な浮き沈み体験を残したくなり、
忘れしまう前に書いておこうと思いました。


こんなブログを誰が読むかは分かりませんが、
もし離乳食を日々作っているママが読むのであれば
こんなに手抜きでやってるおじさんがいるんだと安心して欲しいですし、
離乳食を担当していないパパが読むのであれば
ママがきっと表に出さない感情を少しでも感じてもらう助けになれば嬉しいです。