鐵屋+Cafe ~島々ノ文化ノ風ガフク~ 現代アート 鉄彫刻家

鉄彫刻家の創作な日々と鐵屋+Cafeの島風な日々。『紅い鉄』『土へ還る鉄』を暮らしへと♪島文化薫るカフェとアートな鉄。

ミズサバ。(ジンベイザメ)

2020年02月29日 18時42分05秒 | 日記・エッセイ・コラム


ミズサバからつくってみた。

鉄には無い感触。
僕たちからみれば、
鉄も柔らかいって
感じているけど、
硬化時間のゆとりというか?
猶予みたい安堵感が
心地よい。

指先がこんなに
滑らかで柔くて
脳からの伝達も早くて、
このカタチって思った瞬間に
指先が動いてる感覚に
負荷がかからない?
ストレスが軽減する感じ。

柔かな鉄を直接触れることは
出来ないから、
指先は道具を介して
その感触を得てるところもあって。

それはそれの心地よさもあり、
ひと手間から伝わる愛着に
虜になってゆく感触は、
媚薬のように癖になる。

時間感覚のスピード差に
身体が覚えている
感覚や感触が蘇る。

何の躊躇いもなく、
ただただ思うがままに
立体を楽しんでいた
あの頃に戻れた感じ。

鉄に惹かれた時の
あの感触が
手から蘇ってきた。

粘土というか、
塑像を久しぶりに
やってみたいなと
思えたきっかけは、
沖縄で出逢った
自由で無邪気な
立体造形たち。

沖縄へ行く度に、
刺激をもらってるって感じ。
やちむん、琉球ガラス、
紅型、染めもの、芭蕉布、
三線、アルミ鋳造鍋、漆など
お店のロゴ、屋号まで。
楽しくなるものばかり。

建築科卒業の僕には、
アート、立体造形の中には、
いつも建築がある。
沖縄には、
名護市役所はじめ、
ムーンビーチホテル、
那覇市役所、
歴史的建造物の
首里城、各地のグスク、
民家のヒンプン、赤瓦、
花ブロックにシーサーも。

刺激だらけ。




ムーンビーチホテル

共同販売所、
公設市場、

そこには、暮らしがあって。


次は
山羊、ヤンバルクイナ、
豚、アバサー(ハリセン)、
イラブチャーとか
つくってみたいと思う。




前からいい本だなと思っていたら、今、売れてるらしい。沖縄の建築は、好きです。


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